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【徹底レビュー】Canon EOS 5D Mark Ⅱでこんな写真が撮れるぞ!「EOS 5D Mark II」と標準ズームレンズEF24-105mm F4L IS USMのキットモデル

Canon EOSのハイアマチュアモデル(ミドルクラス)、EOS 5Dの後継機種として2008年に発売された機種です。
発売日:2008年11月29日
Canon EOS 5D Mark Ⅱってどんな一眼レフカメラ?
ポイント1 デジタル一眼の性能を最大限に楽しめるフルサイズ
ミドルクラスのカメラにフルサイズの撮像素子を搭載しているという点が最大の特徴になっています。画像素子というのは、フィルムカメラでいうフィルムサイズのようなものですが、エントリー~ミドルモデルでは、フルサイズより少しサイズの小さいAPS-Cサイズが使われていることが多いです。
フルサイズでは撮像素子のサイズが大きくなるため、どうしてもカメラが大型化してしまいますが、その分、画質やボケなどはやはり圧倒的にフルサイズの方が優れています。また、APS-C機に比べると、広角撮影にもかなりの差が出ます。
ポイント2 性能が抜群に優れている
フルサイズを十分楽しめる基本性能がしっかりしています。画素数2100万画素、CMOSセンサー、映像エンジンDIGIC 4など、8年前に発売されたカメラであるにもかかわらず、今でも十分使える基本性能を搭載しております。
後継機種としてEOS 5D MarkⅢが出ていますが、いまだにMarkⅡを使い続けている人が多いのも、機能に満足している人が多い証拠です。長く愛される名機になっているようです。
ポイント3 意外と使えるISO50
ISOというのは、カメラが光を感じられる敏感さであり、ISOが高いほど、暗い場所でも写真撮影が可能になります。新しいカメラが出て性能が上がるにつれ、ISOの上限値が上がってきており、今ではISO 25600が当たり前になっています。
ISOは下限~上限で表示されることが多く、100~25600などという形で表示されています。そんな中EOS 5D MarkⅡは、ISO 50~25600と下限値が他のカメラより低い設定になっています。上限は暗い場所で本領を発揮しますが、下限の意味をあまり知らない人も少なくないでしょう。
この下限は明るい場所での画質やボケなどの精度を上げたり、ブレを防止するために有効です。明るい場所での撮影が多い人は意外とISOの低感度側にも注意してみるといいでしょう。
エントリーとしてこのカメラを選ぶ人へのアドバイス
すでに製造中止されているので、中古のみ流通しています。2008年発売であり、徐々に値段が下がっているものの、まだボディの価格は中古で10万円くらいします。プロを目指している人で、値段の安いフルサイズが欲しいという人以外にはエントリーとしてはお勧めしません。
セカンドとしてこのカメラを選ぶ人へのアドバイス
古い機種ですがいまだにファンの多いモデルです。エントリークラスのデジタル一眼を持っているが、少し物足りなくなったという人にはお勧めのモデルです。後継機種のEOS 5D Mark Ⅲは非常に高価であるので、それとの大きな価格差も魅力です。
総合評価
見た目のよさ、質感 | ![]() |
軽さ、コンパクトさ | ![]() |
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画像の精細さ、ノイズの少なさなど | ![]() |
手ぶれ補正、撮影モードなど | ![]() |
メニュー操作・設定のしやすさ | ![]() |
液晶画面は見やすいか | ![]() |
バッテリーの持ちはよいか | ![]() |
しっかりホールドできるか | ![]() |
Canon EOS 5D Mark Ⅱで撮影した写真集
※価格は最新ではありません。数万円単位で安くなっていることが多々ありますので必ずAmazonサイトで確認してください。
利用者レビュー
まだまだ現役 EOS 5D Mark II
評価:
もう使い物にならないような評価をする人がいますが、使い込むととても良いカメラです。
腕不足を補う性能
評価:
まわりがみな同じ機種で自分だけX3で同じレンズでどうしても同じような色合いがでないのに悪戦苦闘するなか世界が変わる感じでした。ただ最近のマイクロフォサースやKISSシリーズに比べて女性には重い重量ですが、画質を見比べてもらえると良いと思います。付属レンズですとどうしても暗いのがズームの宿命といいますか・・・動画用や明るい場所での撮影、動物園などではズーム。暗い場所や雰囲気のある1枚は50L1.2を1本持っておくと良いかもしれません。趣味で持つには十分すぎる機種だと思います。
5年以上経ちますが
評価:
【デザイン】EOSらしいデザインで個人的に好みのです。角張ったデザインも悪いないと思いますが、EOSの柔らかい感じ良いですな。【画質】最新機種よりノイズは多いですが、自分の使用用途では問題無し。今でも十分通用すると思います。【操作性】キヤノンユーザーなら問題無いと思います。【バッテリー】容量は問題無し。縦位置グリップの形状がイマイチで握りにくい。7D以降は改善された感じですな。【携帯性】このクラスに携帯性を求めては駄目だと思います。携帯性ならミラーレスでしょう。【機能性】同時としては必要十分。機能性を求めるなら常に最新機種を購入すべきですな。【液晶】個人的に問題無し。【ホールド感】個人的に問題無い。シャッターボタンに自然に指がくる。【総評】今でも現役。5D3のAFが良いので欲しいが、購入するなら次期モデルか。AF以外は満足だな。
基本スペック
レンズマウント | キヤノンEFマウント |
---|---|
画素数 | 2110万画素(有効画素) |
撮像素子 | フルサイズCMOS& |
撮影感度 | 標準:ISO100~6400拡張:ISO50、12800、25600 |
連写撮影 | 3.9 コマ/秒 |
シャッタースピード | 1/8000~30 秒 |
撮影枚数 | ファインダー使用時:850枚液晶モニタ使用時:200枚 |
記録メディア | コンパクトフラッシュ |
ライブビュー | ○ |
自分撮り機能 | |
GPS | |
動画記録画素数 | フルHD(1920×1080) |
幅x高さx奥行き | 152×113.5×75 mm |
重量 | 810 g |
※価格は最新ではありません。数万円単位で安くなっていることが多々ありますので必ずAmazonサイトで確認してください。