
Canon EOS 5D Mark ⅡとCanon EOS Kiss X7を徹底比較します。
まずは基本スペックで比較
※スマホの場合、はみ出しますので横スクロールできます。
機種 | Canon EOS 5D Mark Ⅱ | Canon EOS Kiss X7 |
---|---|---|
レンズマウント | キヤノンEFマウント | キヤノンEFマウント |
画素数 | 2110万画素(有効画素) | 1800万画素(有効画素) |
撮像素子 | フルサイズCMOS& | APS-C22.3mm×14.9mmCMOS& |
撮影感度 | 標準:ISO100~6400拡張:ISO50、12800、25600 | 標準:ISO100~12800拡張:ISO25600 |
連写撮影 | 3.9 コマ/秒 | 4 コマ/秒 |
シャッタースピード | 1/8000~30 秒 | 1/4000~30 秒 |
撮影枚数 | ファインダー使用時:850枚液晶モニタ使用時:200枚 | ファインダー使用時:480枚液晶モニタ使用時:160枚 |
記録メディア | コンパクトフラッシュ | SDHCカードSDカードSDXCカード |
ライブビュー | ○ | ○ |
自分撮り機能 | ||
GPS | ||
動画記録画素数 | フルHD(1920×1080) | フルHD(1920×1080) |
幅x高さx奥行き | 152×113.5×75 mm | 116.8×90.7×69.4 mm |
重量 | 810 g | 370 g |
Canon EOS 5D Mark Ⅱってどんな一眼レフカメラ?
発売日:2008年11月29日
ポイント1 デジタル一眼の性能を最大限に楽しめるフルサイズ
ミドルクラスのカメラにフルサイズの撮像素子を搭載しているという点が最大の特徴になっています。画像素子というのは、フィルムカメラでいうフィルムサイズのようなものですが、エントリー~ミドルモデルでは、フルサイズより少しサイズの小さいAPS-Cサイズが使われていることが多いです。
フルサイズでは撮像素子のサイズが大きくなるため、どうしてもカメラが大型化してしまいますが、その分、画質やボケなどはやはり圧倒的にフルサイズの方が優れています。また、APS-C機に比べると、広角撮影にもかなりの差が出ます。
ポイント2 性能が抜群に優れている
フルサイズを十分楽しめる基本性能がしっかりしています。画素数2100万画素、CMOSセンサー、映像エンジンDIGIC 4など、8年前に発売されたカメラであるにもかかわらず、今でも十分使える基本性能を搭載しております。
後継機種としてEOS 5D MarkⅢが出ていますが、いまだにMarkⅡを使い続けている人が多いのも、機能に満足している人が多い証拠です。長く愛される名機になっているようです。
ポイント3 意外と使えるISO50
ISOというのは、カメラが光を感じられる敏感さであり、ISOが高いほど、暗い場所でも写真撮影が可能になります。新しいカメラが出て性能が上がるにつれ、ISOの上限値が上がってきており、今ではISO 25600が当たり前になっています。
ISOは下限~上限で表示されることが多く、100~25600などという形で表示されています。そんな中EOS 5D MarkⅡは、ISO 50~25600と下限値が他のカメラより低い設定になっています。上限は暗い場所で本領を発揮しますが、下限の意味をあまり知らない人も少なくないでしょう。
この下限は明るい場所での画質やボケなどの精度を上げたり、ブレを防止するために有効です。明るい場所での撮影が多い人は意外とISOの低感度側にも注意してみるといいでしょう。
エントリーとしてこのカメラを選ぶ人へのアドバイス
すでに製造中止されているので、中古のみ流通しています。2008年発売であり、徐々に値段が下がっているものの、まだボディの価格は中古で10万円くらいします。プロを目指している人で、値段の安いフルサイズが欲しいという人以外にはエントリーとしてはお勧めしません。
セカンドとしてこのカメラを選ぶ人へのアドバイス
古い機種ですがいまだにファンの多いモデルです。エントリークラスのデジタル一眼を持っているが、少し物足りなくなったという人にはお勧めのモデルです。後継機種のEOS 5D Mark Ⅲは非常に高価であるので、それとの大きな価格差も魅力です。
総合評価
見た目のよさ、質感 | ![]() |
軽さ、コンパクトさ | ![]() |
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画像の精細さ、ノイズの少なさなど | ![]() |
手ぶれ補正、撮影モードなど | ![]() |
メニュー操作・設定のしやすさ | ![]() |
液晶画面は見やすいか | ![]() |
バッテリーの持ちはよいか | ![]() |
しっかりホールドできるか | ![]() |
Canon EOS 5D Mark Ⅱで撮影した写真集
※価格は最新ではありません。数万円単位で安くなっていることが多々ありますので必ずAmazonサイトで確認してください。
利用者レビュー
まだまだ現役 EOS 5D Mark II
評価:
もう使い物にならないような評価をする人がいますが、使い込むととても良いカメラです。
腕不足を補う性能
評価:
まわりがみな同じ機種で自分だけX3で同じレンズでどうしても同じような色合いがでないのに悪戦苦闘するなか世界が変わる感じでした。ただ最近のマイクロフォサースやKISSシリーズに比べて女性には重い重量ですが、画質を見比べてもらえると良いと思います。付属レンズですとどうしても暗いのがズームの宿命といいますか・・・動画用や明るい場所での撮影、動物園などではズーム。暗い場所や雰囲気のある1枚は50L1.2を1本持っておくと良いかもしれません。趣味で持つには十分すぎる機種だと思います。
5年以上経ちますが
評価:
【デザイン】EOSらしいデザインで個人的に好みのです。角張ったデザインも悪いないと思いますが、EOSの柔らかい感じ良いですな。【画質】最新機種よりノイズは多いですが、自分の使用用途では問題無し。今でも十分通用すると思います。【操作性】キヤノンユーザーなら問題無いと思います。【バッテリー】容量は問題無し。縦位置グリップの形状がイマイチで握りにくい。7D以降は改善された感じですな。【携帯性】このクラスに携帯性を求めては駄目だと思います。携帯性ならミラーレスでしょう。【機能性】同時としては必要十分。機能性を求めるなら常に最新機種を購入すべきですな。【液晶】個人的に問題無し。【ホールド感】個人的に問題無い。シャッターボタンに自然に指がくる。【総評】今でも現役。5D3のAFが良いので欲しいが、購入するなら次期モデルか。AF以外は満足だな。
※価格は最新ではありません。数万円単位で安くなっていることが多々ありますので必ずAmazonサイトで確認してください。
Canon EOS Kiss X7ってどんな一眼レフカメラ?
発売日:2013年 4月24日
ポイント1 とにかく軽量!
この機種の特徴は、とにかく「小型で軽量」であるということです。2015年2月のキャノン調べでは、APS-Cサイズ(エントリーモデルのデジタル一眼レフカメラに標準的サイズ)のデジタル一眼レフカメラでは、世界最小・最軽量をうたっています。
なんとボディの重さが370g(500g以下であれば十分軽量です)、厚さも7㎝以下となっています。持ち運びが便利であればその分活躍するシーンが増えます。デジカメに近い感覚で持ち運べるので、特に初心者の方には非常にお勧めです。
ポイント2 タッチパネル機能で簡単にピント合わせ
最近発売されたCanonのエントリーモデルは、ライブビュー機能という液晶モニターに被写体を映して撮影できる機能(ファインダーを覗く必要のない機能)がついていますが、その液晶画像をタッチすることで、簡単に目的のものへピントを合わせることができます。
マニュアルでピントを合わせる人には必要がありませんが、ライブビュー撮影を使うときはオートフォーカスで撮影することが多く、このタッチパネルによるピント合わせは非常に有用なツールです。
ポイント3 さまざまな表現を楽しめる
さまざまな機能により、面白い表現が楽しめます。
例えば、ビデオスナップ機能。これは2~8秒の短い動画を何回か撮影し、それをつなぎ合わせたビデオスナップを作ってくれる機能です。この機能を使うことで、だらだらした動画ではなく、見ていて楽しいテンポのある動画が撮れます。パソコンを使ってBGMを入れればショートムービーのような動画が楽しめます。
他にも、撮影した動画がミニチュア撮影をしたような動画になるジオラマ風動画や、7種の静止画フィルター(油絵風・水彩風・ラフモノクロ・トイカメラなど)など、楽しいモードがたくさんあります。
エントリーとしてこのカメラを選ぶ人へのアドバイス
このカメラはとにかく「小さく軽い」ということが一番のポイントです。ですので、デジカメに近い感覚で、持ち歩きを重視する人には第一選択としてお勧めしたいモデルです。
もちろん、デジタル一眼カメラとして十分な基本性能や機能を有しています。標準レンズとズームレンズの付いたダブルレンズキットでも4万円台で買えるというお買い得な点もエントリーとしてはお勧めです。
セカンドとしてこのカメラを選ぶ人へのアドバイス
やはり小さくて軽いので、お散歩カメラ用に一台ほしいという人にはお勧めです。基本性能はしっかりしていますが、特に何かに優れているというカメラではないので、サイズ以外にセカンドとして選ぶ理由はほとんどないでしょう。
総合評価
見た目のよさ、質感 | ![]() |
軽さ、コンパクトさ | ![]() |
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画像の精細さ、ノイズの少なさなど | ![]() |
手ぶれ補正、撮影モードなど | ![]() |
メニュー操作・設定のしやすさ | ![]() |
液晶画面は見やすいか | ![]() |
バッテリーの持ちはよいか | ![]() |
しっかりホールドできるか | ![]() |
Canon EOS Kiss X7で撮影した写真集
※価格は最新ではありません。数万円単位で安くなっていることが多々ありますので必ずAmazonサイトで確認してください。
利用者レビュー
小型軽量&高感度
評価:
Kiss-X4からの機種変で購入。(添付写真参照)ポイントは機材の小型軽量化に加えDIGIC5による高感度撮影への期待です。登山と絡め星撮りをするので機材の軽量化は正義。本当はバリアングルが有るとラクなんですが軽量化は正義っ!ホールド性は小さ過ぎてダウン。が、X4が持ちやすかったワケでも無いのでコンデジを持ってると思えば耐えられます。バッテリーが小さくなったので持ちがチト心配ですが、どうにかなるでしょ。シャッター音が静かになりました。さらに静音モードまであるそうです。Wi-Hi機能が欲しかったけど軽量化は正義っっ!データ転送はフラッシュエアーで耐えます。部分的には、メイン機材の5D-mk2のスペックも超えてるのでこのカメラの出番が多くなりそうです。
山へ持って行くように購入
評価:
【デザイン】デジイチらしいデザイン。小さくて軽くて良い。【画質】レンズは、マクロ用のEF-S60mm F2.8を使用。高山の花や景色をキレイに撮りたくて、これ一本で入山。デジイチはピントがしっかりあい後で見てもガッカリする事は少ない。【バッテリー】2泊3日で行った、こまめに切るようにしていたので十分もったけど、予備電池は購入予定。【携帯性】コンパクトデジカメと比べると重くかさばるけど写真に失敗が減り、画像も美しく良い。【液晶】普通。【ホールド感】普通【総評】高山でしか会えない、イワツメクサの花が好きでそのためにデジイチを持って行くようなものだけど楽しく撮れて、山へ持って行くにはベストと思う。
エントリー機にしては十分すぎる機能
評価:
標準レンズだけでも十分楽しめる、エントリーモデル思えないほど機種なので購入悩んでいる方の参考になればと思い再レビューします。【デザイン】丸みを帯びたコンパクトのデザインは好き嫌い別れそうですが好感がもてます。【画質】エントリークラスだと思って使っていましたが、十分すぎるぐらいの高画質、トリミングしても十分鑑賞に堪えられます。【操作性】コンパクトで操作性が犠牲になるところもありますが、液晶のタッチパネル操作よく考えあれたボタン操作もあり、エントリー機にしては十分すぎると思います。【バッテリー】冬の寒い時期は予備バッテリーが複数個欲しいくらい持ちが悪くライブビューするとバッテリーの減りが激しいので、予備バッテリーを用意した方がいいと思います。【携帯性】デジイチを気軽に持ち出せる軽さと機動性、長時間手持ち撮影でも重さを感じることなく満足しています。【機能性】エントリーモデルとしては扱いやすく十分すぎる機能、一部省かれている機能もありますがそこは割り切って使っています。【液晶】液晶はきれいで見やすく、タッチパネルがあることで、エントリークラスでありがちな操作性を犠牲にせずに使えます。【ホールド感】男性にしては手が大きい方でないので十分ホールドしやすいですが手が大きい方が使うとホールドしにくく感じられるかもしれません。【総評】ファーストインプレッションから約1年半、旧型のEF-S55-250mmのレンズが増えた事で沼の入り口に。(純正3本と便利ズーム1本が増えました。)当初は購入目的で候補になかったのですが、鳥や飛行機などの動き物にを除けば初心者に十分すぎる機能にEOS70Dの出番が減りました。長時間手持ちでの撮影なるとEOSKissX7の軽さと機動性が上回っています。バッテリーの持ちに多少不満は残りますが最近撮影するのが楽しくなりつつあるムーンリポートになくてはならない存在になりました。
※価格は最新ではありません。数万円単位で安くなっていることが多々ありますので必ずAmazonサイトで確認してください。