
Canon EOS 7DとCanon EOS 8000Dを徹底比較します。
まずは基本スペックで比較
※スマホの場合、はみ出しますので横スクロールできます。
機種 | Canon EOS 7D | Canon EOS 8000D |
---|---|---|
レンズマウント | キヤノンEFマウント | キヤノンEFマウント |
画素数 | 1800万画素(有効画素) | 2470万画素(総画素)2420万画素(有効画素) |
撮像素子 | APS-C22.3mm×14.9mmCMOS& | APS-C22.3mm×14.9mmCMOS& |
撮影感度 | 標準:ISO100~6400拡張:ISO12800 | 標準:ISO100~12800拡張:ISO25600 |
連写撮影 | 8 コマ/秒 | 5 コマ/秒 |
シャッタースピード | 1/8000~30 秒 | 1/4000~30 秒 |
撮影枚数 | ファインダー使用時:1000枚液晶モニタ使用時:230枚 | ファインダー使用時:550枚液晶モニタ使用時:200枚 |
記録メディア | コンパクトフラッシュ | SDHCカードSDカードSDXCカード |
ライブビュー | ○ | ○ |
自分撮り機能 | ||
GPS | ||
動画記録画素数 | フルHD(1920×1080) | フルHD(1920×1080) |
幅x高さx奥行き | 148.2×110.7×73.5 mm | 131.9×100.9×77.8 mm |
重量 | 820 g | 520 g |
Canon EOS 7Dってどんな一眼レフカメラ?
発売日:2009年10月 2日
ポイント1 驚異の連射性能1秒8コマ
EOS 7Dの最大の特徴は連射性能です。通常デジタル一眼レフカメラの連射性能は3~5コマ/秒くらいなので、8コマはかなりの高速撮影です。
風景やポートレート中心であればあまり必要がない機能ですが、動物やスポーツなど高速で動く被写体を撮影する場合は、一瞬の輝きや表情をとらえるために非常に重要な機能です。
ポイント2 AFに優れたオールクロス測距と測距点19点
オートフォーカス(AF)の方法は、ライン測距とクロス測距の2種類があります。ライン測距は、画像を感知する向きが縦あるいは横の一方向のみで行うものです。一方、クロス測距は縦横どちらにもセンサーが動くため、素早くフォーカスしてくれます。
測距点もミドルクラスの基準である19点あり、クロス測距との相乗作用により、AF機能が非常に充実しています。ポイント1の連射性能と合わせれば、一瞬でAFを合わせて連射でき、撮りたい瞬間を見逃すことはないでしょう。
ポイント3 ファインダー視野率100%
ファインダー視野率というのはファインダーを覗いた時に、カメラで撮れる画像の何%を見ることができるかという割合です。たとえばファインダー視野率95%ということは本来撮れる画像の5%の部分が見えないということです。
5%のずれというのは、数字だけで見ればあまり多くないように感じますが、実際にはかなり変わってきます。一度店頭で、ファインダー視野率100%と、それ以外のカメラでファインダー撮影の比較をしてみてください。その違いが判ると思います。
ファインダー撮影メインで構図を重視する人には重要な機能です。
エントリーとしてこのカメラを選ぶ人へのアドバイス
型落ちになり、徐々に値段が下がっているとはいえ、エントリーとしては価格が高く、もてあます機能が出てきてしまう可能性もあります。ただし、目的がスポーツや動物など高速撮影が必要な場合は、最初からこのカメラを選ぶと値段に見合った機能を楽しむことができるでしょう。
セカンドとしてこのカメラを選ぶ人へのアドバイス
連射機能・AF機能に優れていますので、今のカメラでこれらの機能に不満のある人にはお勧めしたいモデルです。ただし、後継機種のEOS 7D Mark Ⅱは、全体的な性能が非常にレベルアップしていますので、お財布に余裕のある人は、Mark Ⅱの方を選ばれることをお勧めいたします。
総合評価
見た目のよさ、質感 | ![]() |
軽さ、コンパクトさ | ![]() |
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画像の精細さ、ノイズの少なさなど | ![]() |
手ぶれ補正、撮影モードなど | ![]() |
メニュー操作・設定のしやすさ | ![]() |
液晶画面は見やすいか | ![]() |
バッテリーの持ちはよいか | ![]() |
しっかりホールドできるか | ![]() |
Canon EOS 7Dで撮影した写真集
※価格は最新ではありません。数万円単位で安くなっていることが多々ありますので必ずAmazonサイトで確認してください。
利用者レビュー
画質よく使いやすい
評価:
私は7Dに出会い3年ぐらいになりますがカメラの作りがしっかりしていて画質が素晴らしい購入するまでデジタルXがメインでしたが作りが全く異なります。デジタルXはボディーがプラスチックのみなので今はフラッシュ部分に傷ぶつけ衝撃でヒビが入り正常にフラッシュが作動しません7Dはガッシリした作り思いと思う時もありますが撮影した写真を見るといつも疲れがぶっ飛びます。
撮るのが楽しいカメラです
評価:
良いことは連写性能と、ピント、レリーズタイムラグの速さ。残念なのは、高感度撮影に弱いこと。ISO2000~2500までは、スポーツ撮影なら納得のいくレベルだと思いますが、それ以上は見られる写真にならないと思います。あと、体力仕事をしていてそれなりに腕力には自信がありますが、1kg以上のレンズを使っていると、1時間の撮影後は腕が痛くなります。とはいえ、本当に撮っている時はリズムよく撮影できて楽しいです。画質もISO1000以下なら、僕は十分鑑賞に足る画質だと思います。最後に腕をかなり要求されるカメラです。使い勝手や、誰でも撮れることを重視する人は近寄るべきではないです。
入門一眼レフで7Dを購入「結果大満足」カメラ好きの為のカメラ
評価:
使用1年程ですがレビューさせて頂きます。当方、初の一眼レフで当機種を購入しました。当機種の購入を決めた最大の要因は1.連射速度の速さ(コンデジ使用時代に感じた連射後のタイムロスにイライラした為)2.大きくがっしりとした作り3.シャッターボタンの所にモニターが付いてる。以上の3点になります。【デザイン】EOSの一桁番数を与えられているだけあり、しっかりとした作りです60Dや70Dに付いているバリアングルモニターは無く、非常にシックな作りとなっています。バリアングルモニターで無い所が、見た目的にもかっこいいポイントの一つですね【画質】文句のつけどころが無いです。レンズはシグマの単焦点EF18-200mEF70-200F2.8LIS USM 2型の3つを所有していますが、EF70-200F2.8LIS USM 2型との相性は抜群です。自分で撮った写真を見て思わず「おおー!!」と声が出てしまいます。【操作性】シャッターボタンの所にモニターが付いており、ISOの設定や絞り値 シャッター速度など非常に便利になっています。ですが、今よくあるタッチパネルなどの操作は無く本当にカメラ好きの為のカメラといった感じです。【バッテリー】バッテリーのもちも良いです。7Dのバッテリーは5DMark3などのフルサイズ上位機種と同じなので、複数所有していても今後使用のする事ができます。私は、純正のバッテリーグリップを使っているのでバッテリーが切れたことは一度もありません。【携帯性】この機種に、携帯性は求めてないので無評価とします。【機能性】7Dには、流行の○○モードとか○○ゾーンといったミーハー機能は一切ついておりません。ですので、一度も一眼レフを使った事が無い方は使いこなすのに時間がかかるかもしれませんただ、多重露光はついていて欲しかった。。。。【液晶】バリアングルで無いので、非常に格好良く見やすいです。【ホールド感】純正のバッテリーグリップを使用していますが、完璧です。【総評】”カメラ好きの為のカメラ”正直言って、ミーハー初心者にはお勧めしません。ですが、「一眼レフカメラがずっと欲しかった。」「絞り値やシャッタースピード等は、頑張って勉強する」「youtubeや価格ドットコムなどで一眼レフカメラの情報ばっかり見てる」「カメラ見てるだけで良い!!」そんな貴方は、7Dを買うべきです。買って後悔はしません。(金銭感覚は狂います)「でもー、70Dだとビデオ撮影もできるしぃー7Dも出来るけどピント合わせとか全然70Dの方がいいじゃんー?」70Dより7Dの方が”一眼レフカメラ”として作られています。ビデオ撮影がしたければ70Dを買ってください。いや。ビデオカメラを買ってください。長文失礼致しました。
※価格は最新ではありません。数万円単位で安くなっていることが多々ありますので必ずAmazonサイトで確認してください。
Canon EOS 8000Dってどんな一眼レフカメラ?
発売日:2015年 4月17日
ポイント1 カメラの状態を一瞬で確認できる「右肩サブパネル」
EOS Kiss D8000の特徴の1つが、「右肩サブパネル」です。これはカメラボディの右肩の部分に付いた表示パネルであり、電池チェックや撮影可能枚数など以外にも、ISO・絞り・シャッタースピード・露出など撮影に必須の設定が表示されます。
一眼レフカメラをより楽しむためには、カメラの設定は非常に重要です。この設定を簡単に確認でき、設定を意識しながらの撮影を可能にしてくれます。ただ単に高画質撮影を楽しめるだけではなく、一眼レフの設定の理解や撮影技術の上達のために、非常に便利な機能です。
ポイント2 簡単に本格撮影のできるモードが充実
ポイント1で触れた設定ですが、すべてマニュアルで設定留守には相当の知識がいりますし、設定するだけで時間もかかります。それを簡単に自動設定してくれる機能がKiss D8000にはあります。
ダイヤルを回すだけで設定が可能な「モードダイヤル」には全13種類のモードが搭載されています。料理・夜景ポートレイト・キッズなどそれぞれのシーンに合った撮影モードに、ダイヤルを回すだけで自動設定してくれます。
他にも、写真に効果を加えて独特の雰囲気できるクリエイティブフィルターもあります。これを使えば、油絵・水彩ジオラマ・トイカメラなどの効果を楽しむことができます。
ポイント3 傾きのない写真を撮るための電子水準器
帰って家で確認したら、写真が傾いていたという経験は誰しもしたことがあるだろう。どれだけよく取れていても、傾いていれば台無しです。それを防ぐのが電子水準器です。
液晶及びファインダーどちらでも表示される電子水準器を使うことで、水平や垂直を確認しながら撮影できますので、確実に水平な撮影が可能です。
エントリーとしてこのカメラを選ぶ人へのアドバイス
エントリーモデルとはいえ、上級者のための機能も多い機種になっています。そのため、完全なエントリーモデルというより中級機に近いカメラです。
気軽に楽しみたい人ではなく、今後中級機を考えたいとか、本格的にカメラを始めるための1台にしたいという人におすすめのモデルです。気軽に楽しみたい方にはもう少しリーズナブルな他の機種をお勧めします。
セカンドとしてこのカメラを選ぶ人へのアドバイス
上にも書いた通り、少し中級モデルに近い性能になっておりますので、他のエントリーモデルからのグレードアップも楽しめるでしょう。また、今まで何となくデジタル一眼レフカメラを使ってきたけれど、しっかり始めたいという人のセカンドとしてもお勧めできます。
総合評価
見た目のよさ、質感 | ![]() |
軽さ、コンパクトさ | ![]() |
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画像の精細さ、ノイズの少なさなど | ![]() |
手ぶれ補正、撮影モードなど | ![]() |
メニュー操作・設定のしやすさ | ![]() |
液晶画面は見やすいか | ![]() |
バッテリーの持ちはよいか | ![]() |
しっかりホールドできるか | ![]() |
Canon EOS 8000Dで撮影した写真集
※価格は最新ではありません。数万円単位で安くなっていることが多々ありますので必ずAmazonサイトで確認してください。
利用者レビュー
文句なし。kiss買うならこっちにするべし
評価:
【デザイン】右肩にサブ液晶が付いてて、ぱっと見の印象の良さがあります。おお、一眼と言えばこんな感じ!という感覚を入門機ながら味わえます。【画質】付属のキットレンズで撮影する分には全く問題ありません。8000Dを買う人は僕のような入門者だと思いますので携帯のカメラとは別次元の綺麗さに驚くと思います。星が4なのはiso12800で暗所撮影するとノイズが気になってきます。普段の撮影では全くノイズは気になりません。【操作性】ボタンの配置もわかりやすいですし、ちょっと使えばすぐ慣れます。【バッテリー】運動会やスポーツ大会でバシャバシャ撮るにはさすがにもちません。ずっとシャッターをきり続けて、いいペースでいって2400枚ほど撮ったところで撃沈。ですが普通に景色を撮ったり、友達を撮ったりする分には十分すぎるほどもちます。旅行に行った際は1000枚弱撮りましたが普通に1日持ちました。【携帯性】フルサイズ機ほどの重さはなく、軽めで男性が扱うには軽いと言えるでしょう。大きさもカメラバッグをお持ちであれば全く難はありません。【機能性】wifiもあって、すぐ携帯に送れますし、素人には十分すぎるほどです。【液晶】特に特徴はありません。普通に綺麗と言えるレベルです。【ホールド感】持った感じしっかりしてるなーという感じです。もしかしたら手の大きな人は少しグリップする手がしっくりこないかも?【総評】本当に買ってよかったです。18-135のキットレンズは神キットレンズと言ってもいいかもしれません。AFも問題なく決まります。画も素晴らしい表現力があって、普段見ている景色をとるだけでも違いが出ます。kissシリーズより絶対こっちにしたほうが後悔しません。
進化したエントリーデジイチ
評価:
息子の運動会の前に購入しました。今まではKiss X3を愛用していましたが、最近の連射性能と高感度の進化に惹かれて追加購入です。Kiss X3でも何とかやっていたのですが、やはり「室内」になると辛い場面が多かったです。シャッタースピードが稼げずに、ブレてしまう写真が多かったのです。今回購入した8000D EF-S18-135 IS STM レンズキットはレンズが実用的で良いと感じています。広角から望遠まで、ある程度カバーしてくれますので、レンズ交換の必要がほとんどありません。また、高感度が進化しているので室内でも余裕で撮れます。Kiss X3でもそれなり・・と思っていましたが、こんなに違うとは思いませんでした。http://tetyoulife.com/2016/05/17/eos-8000d/購入時の紹介をブログに書いていますので、よかったらどうぞ。(※詳細レビューではありませんが・・・)他の上位機種も迷いましたが、これ以上になると結構重く感じてしまうんですね・・・レンズが大きいので、この8000Dがちょうどよいと思います。プロ仕様とはいきませんが、ファミリーで使用なら必要十分だと思います。
高感度、長秒露光ノイズ比較と星空撮影
評価:
昨年秋にLUMIX DMC-FZ1000を購入して星空撮影を始めました。自分の性格上どっぷりハマりそうでしたので、あえて一眼は避けてネオ一眼と言われるコンデジでの星空撮影に拘っていこうと心の決めFZ1000を購入しました。1型センサーのFZ1000でもかなり綺麗に星空撮影ができ、LUMIX CLUBのフォトコンテストで入選、又、おすすめ写真にも2回選ばれました。しかし欲は深まるばかりで、「もっと高画質で、もっと広角で撮りたい」という思いから、色々悩んだ結果本製品を購入しました。初めての一眼です。広角レンズの購入はまた後日としまずはキットレンズでの星空撮影を行う前に、ちょっと比較するのは可愛そうですが1型センサーのFZ1000と高感度、長秒露光ノイズがどれ位違うのか比較してみました。8000D iso6400 30s VS FZ1000 iso3200 30s8000D iso3200 60s VS FZ1000 iso 3200 60s8000D iso1600 128s VS FZ1000 iso1600 128s (こちらはFZ1000の最長露光に合わせて比較) 当然ながら8000Dの圧勝ですね! CANONに確認した所、DIGIC6になり一段と高感度、長秒露光ノイズは改善されているらしいです。ただFZ1000のiso1600の最長露光は意外とノイズが少ないですが、黒味は比較にならない位8000Dの方が良いです。この感じからして8000Dの方がコンポジット処理等の編集がFZ1000より楽になりそうな気がします。しかしFZ1000もコンデジとしては天体適正はかなり高い方だと思います。星景、星野写真のみならず、光学ズーム最大の400㎜使用でアンドロメダ銀河、オリオン大星雲等をかなり鮮明に撮影することができています(もちろんポタ赤使用ですが)。今後の星空撮影は2台体制となり、また楽しみが増えました。購入後1ヶ月。実際に星景写真(主に天の川)の撮影を3回ほど行っての再レビューです。実際に撮影をしてみて分かったのですが、マニュアルでの星のピント合わせがモニターで10倍表示できるのですごくやりやすいです。ほぼピンを外すことがありません。一つ不満を上げるなら、リモコンでインターバル撮影を行う際、撮影間隔を極力短くしたいので5秒のインターバルで毎回撮影していますが、撮影画像の確認時間を4秒にしていても撮影後モニターに表示されるまでのレスポンスが悪く、一瞬の表示で次の撮影に入ってしまいます。写りについては、やはり1型センサーとはまったく違います。同じ環境で撮影したもの(1枚撮りもコンポジット後も)を比較するとその差は歴然です。さすがにFZ1000でiso6400の30sはノイズが酷く使えませんが、8000Dなら普通に使えます。更に星撮り用にTOKINA AT-X 11-20 PRO DX CAFを購入しました。f2.8通しで標準レンズより明るいのでiso3200で十分撮影でき、一段とノイズを抑えた撮影ができる様になりました。今はポタ赤のナノトラッカーを8000Dで使用しているので、FZ1000は固定撮影の為どうしてもiso3200まで上げて30s以内に収める形で撮影していますが、今後は8000D用にスカイメモSを購入し、ナノトラッカーはFZ1000で使用していく予定です。
※価格は最新ではありません。数万円単位で安くなっていることが多々ありますので必ずAmazonサイトで確認してください。