
Canon EOS Kiss X6iとCanon EOS Kiss X8iを徹底比較します。
まずは基本スペックで比較
※スマホの場合、はみ出しますので横スクロールできます。
機種 | Canon EOS Kiss X6i | Canon EOS Kiss X8i |
---|---|---|
レンズマウント | キヤノンEFマウント | キヤノンEFマウント |
画素数 | 1800万画素(有効画素) | 2470万画素(総画素)2420万画素(有効画素) |
撮像素子 | APS-C22.3mm×14.9mmCMOS& | APS-C22.3mm×14.9mmCMOS& |
撮影感度 | 標準:ISO100~12800拡張:ISO25600 | 標準:ISO100~12800拡張:ISO25600 |
連写撮影 | 5 コマ/秒 | 5 コマ/秒 |
シャッタースピード | 1/4000~30 秒 | 1/4000~30 秒 |
撮影枚数 | ファインダー使用時:550枚液晶モニタ使用時:200枚 | ファインダー使用時:550枚液晶モニタ使用時:200枚 |
記録メディア | SDHCカードSDカードSDXCカード | SDHCカードSDカードSDXCカード |
ライブビュー | ○ | ○ |
自分撮り機能 | ||
GPS | ||
動画記録画素数 | フルHD(1920×1080) | フルHD(1920×1080) |
幅x高さx奥行き | 133.1×99.8×78.8 mm | 131.9×100.7×77.8 mm |
重量 | 520 g | 510 g |
Canon EOS Kiss X6iってどんな一眼レフカメラ?
発売日:2012年 6月22日
ポイント1 リーズナブルな価格
Kiss X6iはすでに製造を中止しており、現在では中古のみが出回っています。実はこの機種後継のX7iとほとんど機能が変わらないのです。ボディの重さが5gだけ重いとか、ダイヤルが少し違うという以外、X7iとの違いが判らないくらい変わりません。
それで価格は5,000円以上違いますので、X7iに比べてお買い得であるのは間違いありません。
ポイント2 スピーディーなオートフォーカス
オートフォーカス(AF)のためのセンサーに、像面位相差センサーと言われるセンサーを採用しています。これは、通常の位相差センターよりも高速度の性能を持っているセンサーです。もともと、コントラスト方式に比べて、AFのスピードが速い位相差センサーですが、その通常の位相差センサーよりかなりスピードが上がっています。
さらに、クロス測距を採用しています。ライン測距と言われる、画像を感知する向きが縦もしくは横の一方向のみのものでなく、クロス測距は縦にも横にもセンサーが動くため、AFが早いです。
これらの機能によりオートフォーカスに非常に優れた機種であり、よく動く動物やスポーツシーンを撮影する機会が多い人にはぴったりの機能です。
ポイント3 液晶モニターの機能が充実
初心者の人や動画撮影をよくする人にとって重要なのは、ファインダーをのぞかなくてもいいライブビュー機能。この機能は現在のデジタル一眼レフカメラには当たり前になっていますが、Kiss X6iの液晶モニターは、さらに、自由自在に動くバリアングル液晶モニターとタッチパネルを採用しています。
バリアングルは地面すれすれのローアングルや、腕を伸ばしてのハイアングルの撮影などに役立ちます。また、タッチパネルは自分の好きな対象物にフォーカスしたいときに非常に便利な機能です。ライブビュー機能をメインで使う人には、一番使いやすいモデルの一つといっても不思議ではないでしょう。
エントリーとしてこのカメラを選ぶ人へのアドバイス
このカメラはファインダー撮影をメインでやりたい人ではなく、ライブビュー撮影をメインでする人に特化したカメラであるといってもいいと思います。
AFと液晶モニターの機能が非常に充実しています。もちろんファインダー撮影の人に不利になるわけではないですが、あまり使わない機能が多くなってしまう可能性はあります。コストパフォーマンスもよく、エントリーに非常に向いているモデルではないかと思います。
総合評価
見た目のよさ、質感 | ![]() |
軽さ、コンパクトさ | ![]() |
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画像の精細さ、ノイズの少なさなど | ![]() |
手ぶれ補正、撮影モードなど | ![]() |
メニュー操作・設定のしやすさ | ![]() |
液晶画面は見やすいか | ![]() |
バッテリーの持ちはよいか | ![]() |
しっかりホールドできるか | ![]() |
Canon EOS Kiss X6iで撮影した写真集
※価格は最新ではありません。数万円単位で安くなっていることが多々ありますので必ずAmazonサイトで確認してください。
利用者レビュー
最初のうちはいいが・・・
評価:
【デザイン】【画質】前までは1,200万画素のコンデジだったので満足しています。【操作性】最初はよかったのですが、慣れていくうちにファインダーを覗きながら設定を変えたりするのが難しく、初心者向けというのはこういうことかと思いました。【バッテリー】一般の人が1日撮影してもしれているので問題ないと思います。【携帯性】一眼レフの中では一番軽いので携帯性は良いです。【機能性】初級機にはAFonボタンが無いので今後つけてほしいと思いました。【液晶】バリアングルとタッチパネルは最初は便利だと思いましたが、慣れてくるとファインダーを覗かずに写したり出来るようになるのであまり重要ではないと思います。【ホールド感】自分にとっては小さいです。持った感じは7Dが一番しっくり来ました。【総評】カメラにそこまでハマると思っていなかったのであまり調べずに購入しましたが、これから検討されているなら中級機(二桁機)以上にした方がいろんな面でカメラがサポートしてくれると思います。
初心者でも使いやすいです。
評価:
初心者でも手軽に使える設定から、プロっぽい写真まで撮れる設定もできるので、とても満足しています。
初のデジタル一眼
評価:
【デザイン】今風で、良いと思います。【画質】普通撮る分の画質としてはいいと思います。(細かい所は分かりません)【操作性】普段扱う分にはいいと思います。ただ細かい部分の設定は液晶を見ながらじゃないと出来ないので少し難があると思います。【バッテリー】もう少し気持ちだけ持ってほしいかな。【携帯性】デジ一としてはいいと思います。【機能性】手ぶれ補正、撮影モードと初心者としては十分だと思います。【液晶】タッチパネルも対応しているのでいいと思います。【ホールド感】良いです。【総評】このカメラは初心者には良いと思います。少し残念な点付属のEF-S18-55 IS IIレンズAF時の作動音がするので特に動画撮影時では音が入り少し使いにくいです。写真を撮る場合には良いでしょう。もう一つは、ライブビュー撮影の時、AFが迷う時がある。
※価格は最新ではありません。数万円単位で安くなっていることが多々ありますので必ずAmazonサイトで確認してください。
Canon EOS Kiss X8iってどんな一眼レフカメラ?
発売日:2015年 4月17日
ポイント1 基本性能が充実
Kiss X7iの後継機種として発売されましたが、基本性能がすべてレベルアップしています。
有効画素数2420万画素は中級機と比べても遜色はありませんし、画像処理エンジンもX7iよりさらに進化しています。便利機能で使いやすいX7iがさらに性能でも中級機に近づいた1台だと思っていただいていいでしょう。それにもかかわらず、ボディのみの重さが510g(X7iより15g減)というのも驚きです。
ポイント2 AFセンサーが19点に大幅増
クロス測距と言われる優れたオートフォーカス(AF)機能を引き継いだKiss X8iですが、AFセンサーが9点から19点と一気に増加しました。
Kiss X8iが持っている画面タッチによるAFやバリアングル液晶画面(自由に角度を変えられる液晶画面)を利用すれば、奇跡の一瞬も見逃さずにとることができるでしょう。
ポイント3 屋内の連射撮影に強い「フリッカーレス機能」
屋内での撮影では、蛍光灯やLED光源などの人工的な光の下で撮影することになります。これらの人口光は目に見えない速さでチカチカと明滅しています。このチラつきをフリッカーと呼びますが、フリッカーのせいで連射撮影をした場合に写真の明るさが異なってしまうことがあります。
Kiss X8iは、フリッカーの周期を自動的に判断し、明るさがピークに近いときのみシャッターを切る「フリッカーレス撮影」機能が搭載されています。これにより、連射の際にも常に同じ明るさの写真を撮ることが可能になっています。
エントリーとしてこのカメラを選ぶ人へのアドバイス
使いやすい機能がたくさん搭載されたカメラです。最初からある程度きれいな写真を撮れますので、使いながら徐々に機能を覚えていくということもできます。ですので、デジカメからデジタル一眼レフカメラへ、比較的スムーズに入っていける機種だと思います。
ただし、新しい機種であり、エントリーモデルにしては少し高価ではあるので、あまり初期費用をかけられない人には型落ちのEOS Kiss X7iやクラスを落としたX7などをお勧めします。
セカンドとしてこのカメラを選ぶ人へのアドバイス
これがエントリーモデル?と疑いたくなるほど基本性能は高いです。古い機種を持っている方の買い替えには非常にお勧めしたい機種です。
ただし、比較的新しいエントリーモデルを持っている人が、使いやすさより画質を選ぶために買い替えるのであれば、同じくらいの値段で、性能が高い中級モデルも購入可能ですので、そちらを選択される方が賢明かもしれません。
総合評価
見た目のよさ、質感 | ![]() |
軽さ、コンパクトさ | ![]() |
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画像の精細さ、ノイズの少なさなど | ![]() |
手ぶれ補正、撮影モードなど | ![]() |
メニュー操作・設定のしやすさ | ![]() |
液晶画面は見やすいか | ![]() |
バッテリーの持ちはよいか | ![]() |
しっかりホールドできるか | ![]() |
Canon EOS Kiss X8iで撮影した写真集
※価格は最新ではありません。数万円単位で安くなっていることが多々ありますので必ずAmazonサイトで確認してください。
利用者レビュー
kiss3からの買い替えです
評価:
【デザイン】kiss3から比べてもあまり変わりません。自分的には操作も迷う事無く、とても好感が持てました。【画質】kiss3から比べれば雲泥の差です。室内撮影が多いのですが、ノイズが目立ちません。【操作性】kiss3とほぼ変わりません。本日届いたばかり…と言う事もあってなのですが、唯一『ストロボ』操作の位置だけが解りませんでした(苦笑)他の事は説明書を見ずともほぼ理解出来ました。【バッテリー】まだ使い切れていないので無評価です。kiss3でも1本のバッテリーで困った事はありませんでしたので、まぁ大丈夫でしょう。【携帯性】わずかですがkiss3と比べるとコンパクトになっているように感じました。男性の手には少々小さすぎるかな?と思う程。しかし、kiss3と比べるとグリップ形状は随分変化してまして、とても構えやすく感じました。私は片手での撮影も多いのですが(被写体の多くは犬や子供なので…)、全く問題なく振り回せそうです。【機能性】まだ使い切ってはいませんが、kiss3と比べると動くものへの反応が抜群に向上しているように感じました。特に私は室内(蛍光灯環境)での使用が多いので、kiss3の時は結構な枚数を撮ってブレていない画像をチョイス…と言う事が当たり前でしたが、今晩撮影したものだけで言えば、全枚数ブレ無しで撮れておりました(驚き!)【液晶】普通に見やすいです。まだ日中、外での使用を試していないので大事な所は解りませんが…欲を言えばもう少しだけ大きな液晶が欲しい…と思いました。近年老眼が進んで来ているので…(苦笑)【ホールド感】【携帯性】でも述べたように以前機種に比べグリップに工夫が見られます。特に右手側に当たる部分はシッカリグリップで来ます。やはり片手撮りも意識しての事でしょうか?【総評】AF性能が格段に上がっているのが解ります。私の主な被写体は犬と子供なので、とても有り難い変化であります。検討を始めた時は値がこなれて来たkiss x7iを考えていたのですが、AF性能とwi-fi機能の有無でx8iに傾きました。(先週、偶然『PC○○○ー』さんが75000で出したのを見つけて即ポチりました♪価格.comさんの価格グラフにも残らなかったので、ミス出品だったのでしょうか?)1つだけ残念だった事はwi-fiでパソコンへのファイル転送が出来なかった事;70Dでは可能なのを知っていたので、とても残念に思いました;自分は撮影したらすぐにパソコンへ保存する習慣なので、いちいちコードで結んだり、カードの抜き差し無しで保存出来るものとばかり思っていたのですが残念です…と言う事で★4つ。
※価格は最新ではありません。数万円単位で安くなっていることが多々ありますので必ずAmazonサイトで確認してください。