
Canon EOS Kiss X70とCanonEOS 60Dを徹底比較します。
まずは基本スペックで比較
※スマホの場合、はみ出しますので横スクロールできます。
機種 | Canon EOS Kiss X70 | CanonEOS 60D |
---|---|---|
レンズマウント | キヤノンEFマウント | キヤノンEFマウント |
画素数 | 1800万画素(有効画素) | 1800万画素(有効画素) |
撮像素子 | APS-C22.3mm×14.9mmCMOS& | APS-C22.3mm×14.9mmCMOS& |
撮影感度 | 標準:ISO100~6400拡張:ISO12800 | 標準:ISO100~6400拡張:ISO12800 |
連写撮影 | 3 コマ/秒 | 5.3 コマ/秒 |
シャッタースピード | 1/4000~30 秒 | 1/8000~30 秒 |
撮影枚数 | ファインダー使用時:600枚液晶モニタ使用時:190枚 | ファインダー使用時:1600枚液晶モニタ使用時:350枚 |
記録メディア | SDHCカードSDカードSDXCカード | SDHCカードSDカードSDXCカード |
ライブビュー | ○ | ○ |
自分撮り機能 | ||
GPS | ||
動画記録画素数 | フルHD(1920×1080) | フルHD(1920×1080) |
幅x高さx奥行き | 129.6×99.7×77.9 mm | 144.5×105.8×78.6 mm |
重量 | 435 g | 675 g |
Canon EOS Kiss X70ってどんな一眼レフカメラ?
発売日:2014年 3月13日
ポイント1 安いわりに性能が充実
ローエントリーモデルなので、お値段はかなりリーズナブルになっています。その割に有効画素数1800万、ISO(カメラが光を感じる能力)12800となっており、これらの基本性能はより上位のエントリーモデルの機種と比べてもそれほど大きく変わりません。
ただし、他のエントリーモデルについているタッチパネルや、フリーアングルの液晶画面などの便利機能がないので、簡単に楽しむためには他のエントリーモデルがいいでしょう。
ポイント2 軽くて持ち運びが楽
バッテリーを含めたボディの重さが480gとなっており、これはデジタル一眼レフカメラとしてはかなり軽量の部類に入ります。デジタル一眼は重いものが多く、普段のお出かけのついでに持っていくということが難しいカメラです。
ですが、480gであれば500mlのペットボトルより軽く持ち運べますので、お散歩カメラとしても重宝します。初めてデジタル一眼を持つ方は、いきなり大きく重いカメラを買ってしまうと、持ち歩くのがめんどくさくて家の中で眠らせてしまう人がいます。ですので、初めて買う人には重要な点の一つです。
ポイント3 ライブビュー機能
デジタル一眼レフカメラと言うと、ファインダーを覗いて撮影するイメージが強いと思います。ですが、Kiss X70にはライブビュー機能がついており、液晶モニターに被写体を映すことができますので、ファインダーを覗かないでも、モニターで確認しながら撮影できます。
もちろんファインダー撮影はデジタル一眼の醍醐味ではあるのですが、状況や被写体の位置によっては、モニターでの撮影の方は非常に重宝します。例を挙げると、周りを見ながら撮影しなければならない時や、高く掲げて撮影するときなどで有用な機能です。
エントリーとしてこのカメラを選ぶ人へのアドバイス
最初からある程度機能が充実しているカメラを選びたいという方には、X80やX7など他のCanonのエントリーモデル、もしくはNikonのD3000シリーズ、D5000シリーズなどをお勧めいたします。あえてこの機種を選ぶメリットは多くないです。
このカメラの一番の強みは価格の安さであり、標準レンズのついたレンズキットが4万円前後で購入できます。まずデジタル一眼をやってみてセカンドを考えたという人にはいいでしょう。また、かなり軽いので、持ち歩き重視の人にもお勧めできる一台です。
総合評価
見た目のよさ、質感 | ![]() |
軽さ、コンパクトさ | ![]() |
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画像の精細さ、ノイズの少なさなど | ![]() |
手ぶれ補正、撮影モードなど | ![]() |
メニュー操作・設定のしやすさ | ![]() |
液晶画面は見やすいか | ![]() |
バッテリーの持ちはよいか | ![]() |
しっかりホールドできるか | ![]() |
Canon EOS Kiss X70で撮影した写真集
※価格は最新ではありません。数万円単位で安くなっていることが多々ありますので必ずAmazonサイトで確認してください。
利用者レビュー
普通に撮れます。
評価:
アマゾンのタイムセールで安かったので買って見ました。当たり前ですが普通に写ります。EF50mm F1.8 STM等をつけて子供との散歩の時や公園のアスレチック等でラフに扱っても気にならないので ある意味重宝軽いので邪魔にならず負担にならないのがいいですね。時々一眼に興味のある友人に貸してどんなものか試してもらってます。こゆのも一台持ってるといいですね。
※価格は最新ではありません。数万円単位で安くなっていることが多々ありますので必ずAmazonサイトで確認してください。
CanonEOS 60Dってどんな一眼レフカメラ?
発売日:2010年 9月18日
ポイント1 コストパフォーマンスが良い
純粋なエントリーモデルに比べると、基本性能は優れています。1500万画素、ISO(光を感じる能力)100~6400、1秒間に5.3コマの連射機能など、初心者の方には十分な性能を備えています。
もちろん同じシリーズの後継機種D70やD80に比べると性能は落ちますが、これらの最新機種の発売とともに、値段は下落しています。性能を考えたときのコストパフォーマンスが非常に優れた1台になります。
ポイント2 バリアングル式液晶モニター
最近のデジタル一眼レフカメラでは当たり前になっているライブビュー機能。ファインダーを覗かなくても液晶モニターで被写体を確認して撮影できる機能です。そしてその機能を最大限発揮できるのが、バリアングル式液晶モニター。
これは、様々な角度に動かすことができる液晶モニターですが、ハイアングル・ローアングルともに簡単に撮ることができます。人ごみの中から目標のものを撮影したり、ペットの目線に合わせて地面すれすれから撮影する際に無理な体勢を取らなくても楽々撮影が可能です。
ポイント3 幅広い撮影モード
初心者にありがたいさまざまな撮影モードが入っています。
モードダイヤルというダイヤルを回せば、ワンタッチで簡単撮影(全オート・ポートレイト・ポートレイト・スポーツなど)や応用撮影(シャッター優先や絞り優先)などを選べます。また、そのダイヤルには、カメラユーザー設定というモードもあり、自分のお気に入りの設定を登録しておけますので、ワンタッチでその設定で写真撮影が可能となります。
他にも表現セレクトやクリエイティブフィルターなど自分好みの雰囲気の写真に仕上げることのできる撮影モードが満載されています。
エントリーとしてこのカメラを選ぶ人へのアドバイス
ポイント1で上げた通り、このカメラを選ぶ一番の理由はコストパフォーマンスの良さです。機能では後継のEOS 70/80 Dには及ばないものの、中古ではボディが5万円を切っています(すでに製造中止をしているため、新品は購入できません)。
70/80Dを購入する余裕はないが、ある程度性能が良く、使いやすい機種が欲しいという人にはお勧めできる1台です。
ただし、80Dが販売されたことにより、70Dの中古が多く出回り、60Dとの価格差が無くなってきています。あまり値段が変わらないのであれば、70Dを選ばれた方が無難かもしれません。
総合評価
見た目のよさ、質感 | ![]() |
軽さ、コンパクトさ | ![]() |
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画像の精細さ、ノイズの少なさなど | ![]() |
手ぶれ補正、撮影モードなど | ![]() |
メニュー操作・設定のしやすさ | ![]() |
液晶画面は見やすいか | ![]() |
バッテリーの持ちはよいか | ![]() |
しっかりホールドできるか | ![]() |
CanonEOS 60Dで撮影した写真集
※価格は最新ではありません。数万円単位で安くなっていることが多々ありますので必ずAmazonサイトで確認してください。
利用者レビュー
デジ一眼8代目の60D
評価:
【デザイン】キヤノンEOS シリーズとして継承【画質】基本的には満足していますが、高感度においてISO 1600までが限界だと感じています。またF値によってはピント精度に不満があります。付属の18-135mm レンズ性能はやはりL レンズより劣ると思います。【バッテリー】必要にして十分で、1日の撮影で不足したことはありませんでした。【携帯性】7D から60D に替えた理由は重さでして、手持ち撮影にはこの程度の重さが私には合っています。【液晶】液晶画面を見てバッチリ撮れたと思ってもPC 画面で確認するとピンぼけであることが多々あります。【総評】数年間使ってきましたが、新しい機種が出てくると見劣りしてきます。AFポイント数と精度、高感度がISO 1600程度までしか実用的でないこと、付属標準レンズ性能に不満があることから、少し小さく軽くなったEOS 80D への買い換えを検討しています。
サブ機として活躍
評価:
2011年7月に中古品を手に入れ2013年1月までメインとして使っていました。フルサイズに憧れ6Dをメインに使っていますが、タムロンの18-270mmレンズを装着サブ機として使ってます。写真1・2枚目は、18-135mmで撮った数少ない物です。タムロンの18-270に比べ軽くて持ち出すのには良いんですがやはりお出掛け時には、望遠が足りなく感じてしまいこの時だけ使ってレンズは、売って処分しました。3枚目の写真は、そのタムロンで撮ったもので夕日に浮かぶシルエットが良く思わずシャッターを押した1枚です。ダイヤルなど使い勝手は良く液晶のバリアアングルは良いです。お祭りなど人混みの多い場所では、カメラを持ち上げての撮影に威力を発揮しました。個人的には、好みで分れますがシャッター音以外良いカメラだと思います。メインで使用している6Dのシャッター音が好みです。
初めてのカメラ
評価:
【デザイン】普通にカッコいいです。【画質】初めての一眼でしたがこれ以上のスペックは要らないんじゃないかと思いました。【操作性】操作し易い。【バッテリー】電源入れたり消したりして一日300枚程取っても余裕過ぎる。電源入れっぱなしはしないのでわからないけど、1000枚は撮れる気がする。【携帯性】やっぱり一眼重い・・。長時間は疲れますね。【機能性】あり過ぎて使いこなせず。【液晶】綺麗なんじゃなかろうか。全く不満ないし、これ以上のスペックは要らない気がするけど。それにバリアングルだし。【ホールド感】手に馴染む。【総評】初めての一眼カメラだったけど価格と性能に大満足。初めての一眼カメラに自信を持ってオススメできます。
※価格は最新ではありません。数万円単位で安くなっていることが多々ありますので必ずAmazonサイトで確認してください。