
CanonEOS 60DとCanonEOS 70Dを徹底比較します。
まずは基本スペックで比較
※スマホの場合、はみ出しますので横スクロールできます。
機種 | CanonEOS 60D | CanonEOS 70D |
---|---|---|
レンズマウント | キヤノンEFマウント | キヤノンEFマウント |
画素数 | 1800万画素(有効画素) | 2020万画素(有効画素) |
撮像素子 | APS-C22.3mm×14.9mmCMOS& | APS-C22.5mm×15.0mmCMOS& |
撮影感度 | 標準:ISO100~6400拡張:ISO12800 | 標準:ISO100~12800拡張:ISO25600 |
連写撮影 | 5.3 コマ/秒 | 7 コマ/秒 |
シャッタースピード | 1/8000~30 秒 | 1/8000~30 秒 |
撮影枚数 | ファインダー使用時:1600枚液晶モニタ使用時:350枚 | ファインダー使用時:1300枚液晶モニタ使用時:230枚 |
記録メディア | SDHCカードSDカードSDXCカード | SDHCカードSDカードSDXCカード |
ライブビュー | ○ | ○ |
自分撮り機能 | ||
GPS | ||
動画記録画素数 | フルHD(1920×1080) | フルHD(1920×1080) |
幅x高さx奥行き | 144.5×105.8×78.6 mm | 139×104.3×78.5 mm |
重量 | 675 g | 675 g |
CanonEOS 60Dってどんな一眼レフカメラ?
発売日:2010年 9月18日
ポイント1 コストパフォーマンスが良い
純粋なエントリーモデルに比べると、基本性能は優れています。1500万画素、ISO(光を感じる能力)100~6400、1秒間に5.3コマの連射機能など、初心者の方には十分な性能を備えています。
もちろん同じシリーズの後継機種D70やD80に比べると性能は落ちますが、これらの最新機種の発売とともに、値段は下落しています。性能を考えたときのコストパフォーマンスが非常に優れた1台になります。
ポイント2 バリアングル式液晶モニター
最近のデジタル一眼レフカメラでは当たり前になっているライブビュー機能。ファインダーを覗かなくても液晶モニターで被写体を確認して撮影できる機能です。そしてその機能を最大限発揮できるのが、バリアングル式液晶モニター。
これは、様々な角度に動かすことができる液晶モニターですが、ハイアングル・ローアングルともに簡単に撮ることができます。人ごみの中から目標のものを撮影したり、ペットの目線に合わせて地面すれすれから撮影する際に無理な体勢を取らなくても楽々撮影が可能です。
ポイント3 幅広い撮影モード
初心者にありがたいさまざまな撮影モードが入っています。
モードダイヤルというダイヤルを回せば、ワンタッチで簡単撮影(全オート・ポートレイト・ポートレイト・スポーツなど)や応用撮影(シャッター優先や絞り優先)などを選べます。また、そのダイヤルには、カメラユーザー設定というモードもあり、自分のお気に入りの設定を登録しておけますので、ワンタッチでその設定で写真撮影が可能となります。
他にも表現セレクトやクリエイティブフィルターなど自分好みの雰囲気の写真に仕上げることのできる撮影モードが満載されています。
エントリーとしてこのカメラを選ぶ人へのアドバイス
ポイント1で上げた通り、このカメラを選ぶ一番の理由はコストパフォーマンスの良さです。機能では後継のEOS 70/80 Dには及ばないものの、中古ではボディが5万円を切っています(すでに製造中止をしているため、新品は購入できません)。
70/80Dを購入する余裕はないが、ある程度性能が良く、使いやすい機種が欲しいという人にはお勧めできる1台です。
ただし、80Dが販売されたことにより、70Dの中古が多く出回り、60Dとの価格差が無くなってきています。あまり値段が変わらないのであれば、70Dを選ばれた方が無難かもしれません。
総合評価
見た目のよさ、質感 | ![]() |
軽さ、コンパクトさ | ![]() |
---|---|---|---|
画像の精細さ、ノイズの少なさなど | ![]() |
手ぶれ補正、撮影モードなど | ![]() |
メニュー操作・設定のしやすさ | ![]() |
液晶画面は見やすいか | ![]() |
バッテリーの持ちはよいか | ![]() |
しっかりホールドできるか | ![]() |
CanonEOS 60Dで撮影した写真集
※価格は最新ではありません。数万円単位で安くなっていることが多々ありますので必ずAmazonサイトで確認してください。
利用者レビュー
デジ一眼8代目の60D
評価:
【デザイン】キヤノンEOS シリーズとして継承【画質】基本的には満足していますが、高感度においてISO 1600までが限界だと感じています。またF値によってはピント精度に不満があります。付属の18-135mm レンズ性能はやはりL レンズより劣ると思います。【バッテリー】必要にして十分で、1日の撮影で不足したことはありませんでした。【携帯性】7D から60D に替えた理由は重さでして、手持ち撮影にはこの程度の重さが私には合っています。【液晶】液晶画面を見てバッチリ撮れたと思ってもPC 画面で確認するとピンぼけであることが多々あります。【総評】数年間使ってきましたが、新しい機種が出てくると見劣りしてきます。AFポイント数と精度、高感度がISO 1600程度までしか実用的でないこと、付属標準レンズ性能に不満があることから、少し小さく軽くなったEOS 80D への買い換えを検討しています。
サブ機として活躍
評価:
2011年7月に中古品を手に入れ2013年1月までメインとして使っていました。フルサイズに憧れ6Dをメインに使っていますが、タムロンの18-270mmレンズを装着サブ機として使ってます。写真1・2枚目は、18-135mmで撮った数少ない物です。タムロンの18-270に比べ軽くて持ち出すのには良いんですがやはりお出掛け時には、望遠が足りなく感じてしまいこの時だけ使ってレンズは、売って処分しました。3枚目の写真は、そのタムロンで撮ったもので夕日に浮かぶシルエットが良く思わずシャッターを押した1枚です。ダイヤルなど使い勝手は良く液晶のバリアアングルは良いです。お祭りなど人混みの多い場所では、カメラを持ち上げての撮影に威力を発揮しました。個人的には、好みで分れますがシャッター音以外良いカメラだと思います。メインで使用している6Dのシャッター音が好みです。
初めてのカメラ
評価:
【デザイン】普通にカッコいいです。【画質】初めての一眼でしたがこれ以上のスペックは要らないんじゃないかと思いました。【操作性】操作し易い。【バッテリー】電源入れたり消したりして一日300枚程取っても余裕過ぎる。電源入れっぱなしはしないのでわからないけど、1000枚は撮れる気がする。【携帯性】やっぱり一眼重い・・。長時間は疲れますね。【機能性】あり過ぎて使いこなせず。【液晶】綺麗なんじゃなかろうか。全く不満ないし、これ以上のスペックは要らない気がするけど。それにバリアングルだし。【ホールド感】手に馴染む。【総評】初めての一眼カメラだったけど価格と性能に大満足。初めての一眼カメラに自信を持ってオススメできます。
※価格は最新ではありません。数万円単位で安くなっていることが多々ありますので必ずAmazonサイトで確認してください。
CanonEOS 70Dってどんな一眼レフカメラ?
発売日:2013年 8月29日
ポイント1 革新的なAF
この機種の一番の特徴は、デュアルピクセルCMOS AFと言われるキャノンの新しいオートフォーカス(AF)機能です。動物と同じく2つの場所からピントを判断することにより、奥行きを一瞬で判断してピントを合わせられる位相差AFの採用により、この機能が可能となりました。
通常のカメラではファインダー撮影でしかできませんでしたが、これをライブビュー撮影(液晶画面を見ながらの撮影)や動画撮影でも使えるようになった、革新的な機能です。
タッチ液晶モニターの機能により、タッチした場所に素早くピントが合わせられますので、他の機種に比べて、ライブビュー撮影や動画撮影が圧倒的にやりやすくなっています。これらの撮影がメインになる人には見逃せない機能です。
ポイント2 連続撮影がなんと1秒間に7コマ
通常のエントリークラスでは1秒間に3~5コマくらいである連続撮影がなんと7コマになっております。これは上位モデルともほとんど差がない機能です。動物を被写体にしたいときやスポーツシーンでも、最高の瞬間を見逃すことはないでしょう。
ポイント1のAF機能とともに、素早い撮影を実現してくれる機能が充実したカメラになっています。
ポイント3 操作性が非常に良い
一眼レフカメラを使い始めると、よく出て来るのが、F値と露出補正という言葉です。F値は絞り値とも言いますが、これはレンズの開き具合を示すもので、背景をどれくらいぼけさせるのかに関係します。また、露出補正とは撮った写真の明るさを補正する機能です。
こういった機能は、理論がわかっても実際に使ってみないと写真にどう影響するかわかりません。これらの変更にややこしい操作がいらないのがEOS 70Dのいいところ。それぞれの値を、ダイヤル回すだけで簡単に変えられます。いろいろな写真を撮りながら、設定の違いによる写真の違いを、実際に感じて勉強できます。
エントリーとしてこのカメラを選ぶ人へのアドバイス
純粋なエントリーモデルにしてはやや高く、EOS 80Dが発売されて型落ちになった今でも、レンズキットが8万円以上します。ただし、その値段に値するくらいの高性能が詰まっています。あまり知識はないが、これからしっかりした技術を付けたいという人には、お勧めの1台です。
セカンドとしてこのカメラを選ぶ人へのアドバイス
他のエントリークラスとは一線を画しますので、エントリークラスからのステップアップにもお勧めです。それなりの機能があるカメラのセカンドというよりは、純粋なエントリーモデルや、古いモデルからの買い替えにはいいでしょう。
また、本体重量が675gと軽いので大型のプロフェッショナル一眼レフカメラを持っている人の普段使い用にも、満足できる十分な性能を持っています。
総合評価
見た目のよさ、質感 | ![]() |
軽さ、コンパクトさ | ![]() |
---|---|---|---|
画像の精細さ、ノイズの少なさなど | ![]() |
手ぶれ補正、撮影モードなど | ![]() |
メニュー操作・設定のしやすさ | ![]() |
液晶画面は見やすいか | ![]() |
バッテリーの持ちはよいか | ![]() |
しっかりホールドできるか | ![]() |
CanonEOS 70Dで撮影した写真集
※価格は最新ではありません。数万円単位で安くなっていることが多々ありますので必ずAmazonサイトで確認してください。
利用者レビュー
良くも悪くも、及第点
評価:
【デザイン】キャノンらしい重厚なデザインで良い【画質】思っていた以上に綺麗で満足【操作性】まあ良い方だと思う【バッテリー】使い方に左右されるが、すこし消耗が早いかな?【携帯性】このカテゴリーなので無評価とします【機能性】十二分な機能が備わっていると思う【液晶】見易いと思う【ホールド感】グリップ感がとても良い【総評】安心して『ガンガン』使える機種だと感じた
これで満足できなければ7Dですね(笑)
評価:
EOS60D、NikonD7100からの買い替えです。NikonD7100のAF測距点51点や1.3倍クロップ機能に惹かれて、しばらく使用しましたが…はじめに手にしたカメラがCanonだった事もあってか、操作性や写りに馴染めず、再びCanonに戻って来ました(笑)バリアングル液晶は、やはり便利です。そして、ライブビューでのAF速度と精度が、宣伝通り飛躍的に向上したと感じます。ライブビュー撮影を多用する方には、ぜひ試して欲しいカメラです。ファインダーでの撮影については、視野率が100%でないのは残念ですが、とても見やすいファインダーだと思います。AFも19点オールクロスタイプセンサーですので、60Dと比較すると、飛躍的に向上したと感じます。またNikon D7100との比較でも、測距点の数こそ大きく劣りますが、速度や精度は、私の使用状況では勝っていると感じています。これは、19点全てがクロスタイプということによるのかと思います。食い付きが良く、飛んでいる鳥にも素早くピントが合ってくれます。操作性に関しては、Kissシリーズと比べると、サブ液晶が備わり、ボタン類が多く配置されているので、素早い設定変更が可能です。しかし…これはバリアングル液晶搭載機共通の短所だと思いますが、あと1つか2つ、ボタンがあれば便利だと思います。ホワイトバランスや記録画質変更など、ダイレクトにアクセス出来れば便利なのですが…このへんは、タッチパネル液晶を活用して下さい、ということなのでしょうね。スマホやミラーレス機からステップアップされる方には、この方が分かりやすく、便利なのかもしれませんね。画質は、Canonらしい絵作りですね。AFも速く正確ですし、機能的にも充実した、とても良いカメラだと思います!これで満足できない方は、7D Mark2を買うしかありませんね(笑)
予備バッテリーがあると吉
評価:
【デザイン】 デジイチらしいデザインです。【画質】 良くも悪くもCanonの画質。 暗い室内でもとてもきれいです。【操作性】 ちょっと複雑だけど、慣れればOKです。【バッテリー】 バッテリーの減りがやや早いので予備バッテリーを携帯しています。【携帯性】 悪くないかと思います。【機能性】 機能てんこ盛り。【液晶】 昼間の野外でもしっかり見えます。【ホールド感】 自分は手が小さいのですが、問題ありません。【総評】 動画をたくさん撮るにはバッテリーの減りが気になります。 ペットのインコをよく撮るのですが、kissよりも撮りやすくなりました。 購入して正解だったと思っています。
※価格は最新ではありません。数万円単位で安くなっていることが多々ありますので必ずAmazonサイトで確認してください。