
CanonEOS 60DとNikon D5000を徹底比較します。
まずは基本スペックで比較
※スマホの場合、はみ出しますので横スクロールできます。
機種 | CanonEOS 60D | Nikon D5000 |
---|---|---|
レンズマウント | キヤノンEFマウント | ニコンFマウント |
画素数 | 1800万画素(有効画素) | 1290万画素(総画素)1230万画素(有効画素) |
撮像素子 | APS-C22.3mm×14.9mmCMOS& | APS-C23.6mm×15.8mmCMOS& |
撮影感度 | 標準:ISO100~6400拡張:ISO12800 | 標準:ISO200~3200拡張:ISO100相当、125相当、160相当、4000相当、5000相当、6400相当 |
連写撮影 | 5.3 コマ/秒 | 4 コマ/秒 |
シャッタースピード | 1/8000~30 秒 | 1/4000~30 秒 |
撮影枚数 | ファインダー使用時:1600枚液晶モニタ使用時:350枚 | |
記録メディア | SDHCカードSDカードSDXCカード | SDHCカードSDカード |
ライブビュー | ○ | ○ |
自分撮り機能 | ||
GPS | ||
動画記録画素数 | フルHD(1920×1080) | 1280×720 |
幅x高さx奥行き | 144.5×105.8×78.6 mm | 127x104x80 mm |
重量 | 675 g | 560 g |
CanonEOS 60Dってどんな一眼レフカメラ?
発売日:2010年 9月18日
ポイント1 コストパフォーマンスが良い
純粋なエントリーモデルに比べると、基本性能は優れています。1500万画素、ISO(光を感じる能力)100~6400、1秒間に5.3コマの連射機能など、初心者の方には十分な性能を備えています。
もちろん同じシリーズの後継機種D70やD80に比べると性能は落ちますが、これらの最新機種の発売とともに、値段は下落しています。性能を考えたときのコストパフォーマンスが非常に優れた1台になります。
ポイント2 バリアングル式液晶モニター
最近のデジタル一眼レフカメラでは当たり前になっているライブビュー機能。ファインダーを覗かなくても液晶モニターで被写体を確認して撮影できる機能です。そしてその機能を最大限発揮できるのが、バリアングル式液晶モニター。
これは、様々な角度に動かすことができる液晶モニターですが、ハイアングル・ローアングルともに簡単に撮ることができます。人ごみの中から目標のものを撮影したり、ペットの目線に合わせて地面すれすれから撮影する際に無理な体勢を取らなくても楽々撮影が可能です。
ポイント3 幅広い撮影モード
初心者にありがたいさまざまな撮影モードが入っています。
モードダイヤルというダイヤルを回せば、ワンタッチで簡単撮影(全オート・ポートレイト・ポートレイト・スポーツなど)や応用撮影(シャッター優先や絞り優先)などを選べます。また、そのダイヤルには、カメラユーザー設定というモードもあり、自分のお気に入りの設定を登録しておけますので、ワンタッチでその設定で写真撮影が可能となります。
他にも表現セレクトやクリエイティブフィルターなど自分好みの雰囲気の写真に仕上げることのできる撮影モードが満載されています。
エントリーとしてこのカメラを選ぶ人へのアドバイス
ポイント1で上げた通り、このカメラを選ぶ一番の理由はコストパフォーマンスの良さです。機能では後継のEOS 70/80 Dには及ばないものの、中古ではボディが5万円を切っています(すでに製造中止をしているため、新品は購入できません)。
70/80Dを購入する余裕はないが、ある程度性能が良く、使いやすい機種が欲しいという人にはお勧めできる1台です。
ただし、80Dが販売されたことにより、70Dの中古が多く出回り、60Dとの価格差が無くなってきています。あまり値段が変わらないのであれば、70Dを選ばれた方が無難かもしれません。
総合評価
見た目のよさ、質感 | ![]() |
軽さ、コンパクトさ | ![]() |
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画像の精細さ、ノイズの少なさなど | ![]() |
手ぶれ補正、撮影モードなど | ![]() |
メニュー操作・設定のしやすさ | ![]() |
液晶画面は見やすいか | ![]() |
バッテリーの持ちはよいか | ![]() |
しっかりホールドできるか | ![]() |
CanonEOS 60Dで撮影した写真集
※価格は最新ではありません。数万円単位で安くなっていることが多々ありますので必ずAmazonサイトで確認してください。
利用者レビュー
デジ一眼8代目の60D
評価:
【デザイン】キヤノンEOS シリーズとして継承【画質】基本的には満足していますが、高感度においてISO 1600までが限界だと感じています。またF値によってはピント精度に不満があります。付属の18-135mm レンズ性能はやはりL レンズより劣ると思います。【バッテリー】必要にして十分で、1日の撮影で不足したことはありませんでした。【携帯性】7D から60D に替えた理由は重さでして、手持ち撮影にはこの程度の重さが私には合っています。【液晶】液晶画面を見てバッチリ撮れたと思ってもPC 画面で確認するとピンぼけであることが多々あります。【総評】数年間使ってきましたが、新しい機種が出てくると見劣りしてきます。AFポイント数と精度、高感度がISO 1600程度までしか実用的でないこと、付属標準レンズ性能に不満があることから、少し小さく軽くなったEOS 80D への買い換えを検討しています。
サブ機として活躍
評価:
2011年7月に中古品を手に入れ2013年1月までメインとして使っていました。フルサイズに憧れ6Dをメインに使っていますが、タムロンの18-270mmレンズを装着サブ機として使ってます。写真1・2枚目は、18-135mmで撮った数少ない物です。タムロンの18-270に比べ軽くて持ち出すのには良いんですがやはりお出掛け時には、望遠が足りなく感じてしまいこの時だけ使ってレンズは、売って処分しました。3枚目の写真は、そのタムロンで撮ったもので夕日に浮かぶシルエットが良く思わずシャッターを押した1枚です。ダイヤルなど使い勝手は良く液晶のバリアアングルは良いです。お祭りなど人混みの多い場所では、カメラを持ち上げての撮影に威力を発揮しました。個人的には、好みで分れますがシャッター音以外良いカメラだと思います。メインで使用している6Dのシャッター音が好みです。
初めてのカメラ
評価:
【デザイン】普通にカッコいいです。【画質】初めての一眼でしたがこれ以上のスペックは要らないんじゃないかと思いました。【操作性】操作し易い。【バッテリー】電源入れたり消したりして一日300枚程取っても余裕過ぎる。電源入れっぱなしはしないのでわからないけど、1000枚は撮れる気がする。【携帯性】やっぱり一眼重い・・。長時間は疲れますね。【機能性】あり過ぎて使いこなせず。【液晶】綺麗なんじゃなかろうか。全く不満ないし、これ以上のスペックは要らない気がするけど。それにバリアングルだし。【ホールド感】手に馴染む。【総評】初めての一眼カメラだったけど価格と性能に大満足。初めての一眼カメラに自信を持ってオススメできます。
※価格は最新ではありません。数万円単位で安くなっていることが多々ありますので必ずAmazonサイトで確認してください。
Nikon D5000ってどんな一眼レフカメラ?
発売日:2009年 5月 1日
ポイント1 エントリーモデルながらD3000よりハイスペック
D3000シリーズの上位機種ですので、基本性能がD3000より高いです。
有効画素数が若干高く、ISO(カメラが光を取り込む能力)もD3000の1600と比べ3200と高くなっています。
また、D3000に使用されているCCDセンサーではなく、CMOSセンサーが使われているため、高速撮影に強く、動画撮影機能が付いているのも特徴の一つです。
ポイント2 バリアングル(可動性の液晶モニター)
D5000の特徴の1つがバリアングルの液晶モニターです。D3000シリーズにはなくてD5000に入っている機能であるバリアングル液晶によって、液晶モニターを好きな角度にした状態でカメラを取ることができるため、ハイアングルでもローアングルでも撮影が簡単です。
人ごみの中でカメラを掲げて撮る時でも、犬や猫の目線になって地面すれすれで撮る時でも、液晶のアングルを変えることで液晶モニターを見ながら簡単に撮影できます。また、液晶部分を隠してしまうこともできますので、移動中に液晶が傷ついたり割れたりするのを防ぐことができます。
ポイント3 初心者にやさしい
D5000はD3000に比べて性能は上がっていますが、エントリーモデルであり、Nikonが考える使いやすさが詰まっています。オートモードや、夜景や風景、ポートレートなど撮影シーンに合わせた設定に自動的に合わせてくれる撮影モードも搭載されており、難しい設定がわからなくても、シーンに合わせた条件で撮影することができます。
ポイント4 グッドデザイン賞受賞
2009年のグッドデザイン賞を受賞していますので、見た目も非常にスマートです。レッドカラーのボディーも発売されているので、普通の黒のカメラでは物足りないという人にもお勧めです。
エントリーとしてこのカメラを選ぶ人へのアドバイス
現行のD5300やD5500に比べると全体的な性能は劣りますので、この機種を選ぶ理由は中古で価格が安いという一点に尽きると思います。中古であれば1万5000円前後からボディーが買えますので、状態がいいものであればかなりのお買い得になります。
D3000の中古ボディーと比べてもほとんど価格が変わらないので、ライブビューやバリアングルなどの便利機能を考えるとお得だと思います。ただし、中古の状態の見極めは難しいので、長く使いたい場合は現行モデルを選ばれる方が安心かもしれません。
また、D3000よりも若干サイズが大きく、重くなっているので店頭で買われるなら実際に触ってみられるといいと思います。
総合評価
見た目のよさ、質感 | ![]() |
軽さ、コンパクトさ | ![]() |
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画像の精細さ、ノイズの少なさなど | ![]() |
手ぶれ補正、撮影モードなど | ![]() |
メニュー操作・設定のしやすさ | ![]() |
液晶画面は見やすいか | ![]() |
バッテリーの持ちはよいか | ![]() |
しっかりホールドできるか | ![]() |
Nikon D5000で撮影した写真集
※価格は最新ではありません。数万円単位で安くなっていることが多々ありますので必ずAmazonサイトで確認してください。
利用者レビュー
満足してます!
評価:
一昨年に、中古で購入しました。とにかく使いやすい!自分は難しいこと分かりませんが、とにかく楽しく、成長していく子供など撮影してます!
満足です
評価:
【デザイン】さすがニコン!満足・満足【画質】満足してます!【操作性】D90も使用してますがD90には負けますが満足してます【バッテリー】問題無し【携帯性】軽くて良し【機能性】手振れが内蔵なら最高【液晶】きれいです【ホールド感】握りやすいです【総評】D90と二台体制です、満足・満足
あくまで初心者の感想ですが、入門機としては最高だと思います。
評価:
デザイン:初心者には問題なし。画質:コンデジに比べたら圧倒的に綺麗です。操作性:慣れてくると(カメラについて勉強すると)もう少しいろいろ設定とかかえやすかったらいいなって思えてきます。バッテリー:まだ消耗するほど使っていません。携帯性:他のカメラに比べるとかなり軽いです。機能性:撮影モードがたくさんあって初心者には便利かと思います。手ぶれも気になることは今のところないです。液晶:ニコンは液晶が弱いって言われてるそうですけど、そこそこサイズもあり見やすいです。ホールド感:ボディは小さめですが持ちやすいと思います。満足度:95点。余談:D5000の売りはバリアングルと動画撮影ですが、正直あまり使う機会がないです笑デジイチに興味を持ったかたはD5000からスタートしてみるのも悪くないと思います。きっとカメラが好きになります。
※価格は最新ではありません。数万円単位で安くなっていることが多々ありますので必ずAmazonサイトで確認してください。