
CanonEOS 70DとNikon D5000を徹底比較します。
まずは基本スペックで比較
※スマホの場合、はみ出しますので横スクロールできます。
機種 | CanonEOS 70D | Nikon D5000 |
---|---|---|
レンズマウント | キヤノンEFマウント | ニコンFマウント |
画素数 | 2020万画素(有効画素) | 1290万画素(総画素)1230万画素(有効画素) |
撮像素子 | APS-C22.5mm×15.0mmCMOS& | APS-C23.6mm×15.8mmCMOS& |
撮影感度 | 標準:ISO100~12800拡張:ISO25600 | 標準:ISO200~3200拡張:ISO100相当、125相当、160相当、4000相当、5000相当、6400相当 |
連写撮影 | 7 コマ/秒 | 4 コマ/秒 |
シャッタースピード | 1/8000~30 秒 | 1/4000~30 秒 |
撮影枚数 | ファインダー使用時:1300枚液晶モニタ使用時:230枚 | |
記録メディア | SDHCカードSDカードSDXCカード | SDHCカードSDカード |
ライブビュー | ○ | ○ |
自分撮り機能 | ||
GPS | ||
動画記録画素数 | フルHD(1920×1080) | 1280×720 |
幅x高さx奥行き | 139×104.3×78.5 mm | 127x104x80 mm |
重量 | 675 g | 560 g |
CanonEOS 70Dってどんな一眼レフカメラ?
発売日:2013年 8月29日
ポイント1 革新的なAF
この機種の一番の特徴は、デュアルピクセルCMOS AFと言われるキャノンの新しいオートフォーカス(AF)機能です。動物と同じく2つの場所からピントを判断することにより、奥行きを一瞬で判断してピントを合わせられる位相差AFの採用により、この機能が可能となりました。
通常のカメラではファインダー撮影でしかできませんでしたが、これをライブビュー撮影(液晶画面を見ながらの撮影)や動画撮影でも使えるようになった、革新的な機能です。
タッチ液晶モニターの機能により、タッチした場所に素早くピントが合わせられますので、他の機種に比べて、ライブビュー撮影や動画撮影が圧倒的にやりやすくなっています。これらの撮影がメインになる人には見逃せない機能です。
ポイント2 連続撮影がなんと1秒間に7コマ
通常のエントリークラスでは1秒間に3~5コマくらいである連続撮影がなんと7コマになっております。これは上位モデルともほとんど差がない機能です。動物を被写体にしたいときやスポーツシーンでも、最高の瞬間を見逃すことはないでしょう。
ポイント1のAF機能とともに、素早い撮影を実現してくれる機能が充実したカメラになっています。
ポイント3 操作性が非常に良い
一眼レフカメラを使い始めると、よく出て来るのが、F値と露出補正という言葉です。F値は絞り値とも言いますが、これはレンズの開き具合を示すもので、背景をどれくらいぼけさせるのかに関係します。また、露出補正とは撮った写真の明るさを補正する機能です。
こういった機能は、理論がわかっても実際に使ってみないと写真にどう影響するかわかりません。これらの変更にややこしい操作がいらないのがEOS 70Dのいいところ。それぞれの値を、ダイヤル回すだけで簡単に変えられます。いろいろな写真を撮りながら、設定の違いによる写真の違いを、実際に感じて勉強できます。
エントリーとしてこのカメラを選ぶ人へのアドバイス
純粋なエントリーモデルにしてはやや高く、EOS 80Dが発売されて型落ちになった今でも、レンズキットが8万円以上します。ただし、その値段に値するくらいの高性能が詰まっています。あまり知識はないが、これからしっかりした技術を付けたいという人には、お勧めの1台です。
セカンドとしてこのカメラを選ぶ人へのアドバイス
他のエントリークラスとは一線を画しますので、エントリークラスからのステップアップにもお勧めです。それなりの機能があるカメラのセカンドというよりは、純粋なエントリーモデルや、古いモデルからの買い替えにはいいでしょう。
また、本体重量が675gと軽いので大型のプロフェッショナル一眼レフカメラを持っている人の普段使い用にも、満足できる十分な性能を持っています。
総合評価
見た目のよさ、質感 | ![]() |
軽さ、コンパクトさ | ![]() |
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画像の精細さ、ノイズの少なさなど | ![]() |
手ぶれ補正、撮影モードなど | ![]() |
メニュー操作・設定のしやすさ | ![]() |
液晶画面は見やすいか | ![]() |
バッテリーの持ちはよいか | ![]() |
しっかりホールドできるか | ![]() |
CanonEOS 70Dで撮影した写真集
※価格は最新ではありません。数万円単位で安くなっていることが多々ありますので必ずAmazonサイトで確認してください。
利用者レビュー
良くも悪くも、及第点
評価:
【デザイン】キャノンらしい重厚なデザインで良い【画質】思っていた以上に綺麗で満足【操作性】まあ良い方だと思う【バッテリー】使い方に左右されるが、すこし消耗が早いかな?【携帯性】このカテゴリーなので無評価とします【機能性】十二分な機能が備わっていると思う【液晶】見易いと思う【ホールド感】グリップ感がとても良い【総評】安心して『ガンガン』使える機種だと感じた
これで満足できなければ7Dですね(笑)
評価:
EOS60D、NikonD7100からの買い替えです。NikonD7100のAF測距点51点や1.3倍クロップ機能に惹かれて、しばらく使用しましたが…はじめに手にしたカメラがCanonだった事もあってか、操作性や写りに馴染めず、再びCanonに戻って来ました(笑)バリアングル液晶は、やはり便利です。そして、ライブビューでのAF速度と精度が、宣伝通り飛躍的に向上したと感じます。ライブビュー撮影を多用する方には、ぜひ試して欲しいカメラです。ファインダーでの撮影については、視野率が100%でないのは残念ですが、とても見やすいファインダーだと思います。AFも19点オールクロスタイプセンサーですので、60Dと比較すると、飛躍的に向上したと感じます。またNikon D7100との比較でも、測距点の数こそ大きく劣りますが、速度や精度は、私の使用状況では勝っていると感じています。これは、19点全てがクロスタイプということによるのかと思います。食い付きが良く、飛んでいる鳥にも素早くピントが合ってくれます。操作性に関しては、Kissシリーズと比べると、サブ液晶が備わり、ボタン類が多く配置されているので、素早い設定変更が可能です。しかし…これはバリアングル液晶搭載機共通の短所だと思いますが、あと1つか2つ、ボタンがあれば便利だと思います。ホワイトバランスや記録画質変更など、ダイレクトにアクセス出来れば便利なのですが…このへんは、タッチパネル液晶を活用して下さい、ということなのでしょうね。スマホやミラーレス機からステップアップされる方には、この方が分かりやすく、便利なのかもしれませんね。画質は、Canonらしい絵作りですね。AFも速く正確ですし、機能的にも充実した、とても良いカメラだと思います!これで満足できない方は、7D Mark2を買うしかありませんね(笑)
予備バッテリーがあると吉
評価:
【デザイン】 デジイチらしいデザインです。【画質】 良くも悪くもCanonの画質。 暗い室内でもとてもきれいです。【操作性】 ちょっと複雑だけど、慣れればOKです。【バッテリー】 バッテリーの減りがやや早いので予備バッテリーを携帯しています。【携帯性】 悪くないかと思います。【機能性】 機能てんこ盛り。【液晶】 昼間の野外でもしっかり見えます。【ホールド感】 自分は手が小さいのですが、問題ありません。【総評】 動画をたくさん撮るにはバッテリーの減りが気になります。 ペットのインコをよく撮るのですが、kissよりも撮りやすくなりました。 購入して正解だったと思っています。
※価格は最新ではありません。数万円単位で安くなっていることが多々ありますので必ずAmazonサイトで確認してください。
Nikon D5000ってどんな一眼レフカメラ?
発売日:2009年 5月 1日
ポイント1 エントリーモデルながらD3000よりハイスペック
D3000シリーズの上位機種ですので、基本性能がD3000より高いです。
有効画素数が若干高く、ISO(カメラが光を取り込む能力)もD3000の1600と比べ3200と高くなっています。
また、D3000に使用されているCCDセンサーではなく、CMOSセンサーが使われているため、高速撮影に強く、動画撮影機能が付いているのも特徴の一つです。
ポイント2 バリアングル(可動性の液晶モニター)
D5000の特徴の1つがバリアングルの液晶モニターです。D3000シリーズにはなくてD5000に入っている機能であるバリアングル液晶によって、液晶モニターを好きな角度にした状態でカメラを取ることができるため、ハイアングルでもローアングルでも撮影が簡単です。
人ごみの中でカメラを掲げて撮る時でも、犬や猫の目線になって地面すれすれで撮る時でも、液晶のアングルを変えることで液晶モニターを見ながら簡単に撮影できます。また、液晶部分を隠してしまうこともできますので、移動中に液晶が傷ついたり割れたりするのを防ぐことができます。
ポイント3 初心者にやさしい
D5000はD3000に比べて性能は上がっていますが、エントリーモデルであり、Nikonが考える使いやすさが詰まっています。オートモードや、夜景や風景、ポートレートなど撮影シーンに合わせた設定に自動的に合わせてくれる撮影モードも搭載されており、難しい設定がわからなくても、シーンに合わせた条件で撮影することができます。
ポイント4 グッドデザイン賞受賞
2009年のグッドデザイン賞を受賞していますので、見た目も非常にスマートです。レッドカラーのボディーも発売されているので、普通の黒のカメラでは物足りないという人にもお勧めです。
エントリーとしてこのカメラを選ぶ人へのアドバイス
現行のD5300やD5500に比べると全体的な性能は劣りますので、この機種を選ぶ理由は中古で価格が安いという一点に尽きると思います。中古であれば1万5000円前後からボディーが買えますので、状態がいいものであればかなりのお買い得になります。
D3000の中古ボディーと比べてもほとんど価格が変わらないので、ライブビューやバリアングルなどの便利機能を考えるとお得だと思います。ただし、中古の状態の見極めは難しいので、長く使いたい場合は現行モデルを選ばれる方が安心かもしれません。
また、D3000よりも若干サイズが大きく、重くなっているので店頭で買われるなら実際に触ってみられるといいと思います。
総合評価
見た目のよさ、質感 | ![]() |
軽さ、コンパクトさ | ![]() |
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画像の精細さ、ノイズの少なさなど | ![]() |
手ぶれ補正、撮影モードなど | ![]() |
メニュー操作・設定のしやすさ | ![]() |
液晶画面は見やすいか | ![]() |
バッテリーの持ちはよいか | ![]() |
しっかりホールドできるか | ![]() |
Nikon D5000で撮影した写真集
※価格は最新ではありません。数万円単位で安くなっていることが多々ありますので必ずAmazonサイトで確認してください。
利用者レビュー
満足してます!
評価:
一昨年に、中古で購入しました。とにかく使いやすい!自分は難しいこと分かりませんが、とにかく楽しく、成長していく子供など撮影してます!
満足です
評価:
【デザイン】さすがニコン!満足・満足【画質】満足してます!【操作性】D90も使用してますがD90には負けますが満足してます【バッテリー】問題無し【携帯性】軽くて良し【機能性】手振れが内蔵なら最高【液晶】きれいです【ホールド感】握りやすいです【総評】D90と二台体制です、満足・満足
あくまで初心者の感想ですが、入門機としては最高だと思います。
評価:
デザイン:初心者には問題なし。画質:コンデジに比べたら圧倒的に綺麗です。操作性:慣れてくると(カメラについて勉強すると)もう少しいろいろ設定とかかえやすかったらいいなって思えてきます。バッテリー:まだ消耗するほど使っていません。携帯性:他のカメラに比べるとかなり軽いです。機能性:撮影モードがたくさんあって初心者には便利かと思います。手ぶれも気になることは今のところないです。液晶:ニコンは液晶が弱いって言われてるそうですけど、そこそこサイズもあり見やすいです。ホールド感:ボディは小さめですが持ちやすいと思います。満足度:95点。余談:D5000の売りはバリアングルと動画撮影ですが、正直あまり使う機会がないです笑デジイチに興味を持ったかたはD5000からスタートしてみるのも悪くないと思います。きっとカメラが好きになります。
※価格は最新ではありません。数万円単位で安くなっていることが多々ありますので必ずAmazonサイトで確認してください。