
Nikon D3100とCanon EOS 7Dを徹底比較します。
まずは基本スペックで比較
※スマホの場合、はみ出しますので横スクロールできます。
機種 | Nikon D3100 | Canon EOS 7D |
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レンズマウント | ニコンFマウント | キヤノンEFマウント |
画素数 | 1480万画素(総画素)1420万画素(有効画素) | 1800万画素(有効画素) |
撮像素子 | APS-C23.1mm×15.4mmCMOS& | APS-C22.3mm×14.9mmCMOS& |
撮影感度 | 標準:ISO100~3200拡張:ISO6400相当、12800相当 | 標準:ISO100~6400拡張:ISO12800 |
連写撮影 | 3 コマ/秒 | 8 コマ/秒 |
シャッタースピード | 1/4000~30 秒 | 1/8000~30 秒 |
撮影枚数 | ファインダー使用時:550枚 | ファインダー使用時:1000枚液晶モニタ使用時:230枚 |
記録メディア | SDHCカードSDカードSDXCカード | コンパクトフラッシュ |
ライブビュー | ○ | ○ |
自分撮り機能 | ||
GPS | ||
動画記録画素数 | フルHD(1920×1080) | フルHD(1920×1080) |
幅x高さx奥行き | 124x96x74.5 mm | 148.2×110.7×73.5 mm |
重量 | 455 g | 820 g |
Nikon D3100ってどんな一眼レフカメラ?
発売日:2010年 9月16日
ポイント1 D3000シリーズの基本性能が詰まった機種
Nikonのエントリーシリーズとして人気のD3000シリーズですが、2代目として登場したD3100で、このシリーズ基礎となる性能が1通り入りました。D3000にはなかったライブビュー機能(ファインダーをのぞかなくても液晶画面を見て撮影できる機能)やCMOSセンサーが付いています。
CMOSセンサーは以前のCCDセンサーに比べて、高速撮影に優れ、消費電力が少なく、データの読み出しが早いと言われています。また安価に生産できるので、カメラ全体の値段も下がりやすいというメリットがあります。また、Nikonで初めてフルハイビジョン動画を撮影できる機能も搭載し、高画質の動画を楽しめるようになりました。
ポイント2 とにかく安い
現行のD3000 シリーズの基本性能を備えたカメラでありながら、D3100はレンズキッドが中古で2万円台前半から販売されています。すでに2世代後のD3300が発売されているということもあり、中古しか見つかりませんが、この値段でレンズキットを買えるデジタル一眼は少ないです。
付属のレンズは中古相場でも1万円を超えていますので、実質ボディーは破格の1万円台前半ということになります。
ポイント3 使いやすい
先ほど書いた通り、基本性能はすべて詰まっています。ですので、D3000シリーズの特徴である使いやすさはD3100の強みになります。ガイドモードやヘルプボタンを使えば、様々な機能や設定について液晶画面で簡単に調べることができます。
また、新しく加わったライブビューや動画の撮影方法も、進化したガイドモードで調べることができます。
D3000はもともと軽い機種でしたが、さらに30g軽量化し、お散歩カメラとしても使いやすくなっています。ボディーの軽さは、初心者にも中級以上の方にもうれしい特徴です。
エントリーとしてこのカメラを選ぶ人へのアドバイス
この機種を買うメリットは、中古でのコストパフォーマンスの良さです。基本性能がしっかり詰まっているこのレベルのデジタル一眼レフカメラが、レンズ付きでも2万円台前半で買えるというのは、非常にお買い得だと思います。
ただし、新品を買うメリットはほとんどないので(おそらく新品は手に入らないと思いますが)、中古に不安がある方は、新モデルであるD3200やD3300を飼われることをお勧めします。
初めて楽しむには十分な機能を備えたNikon D3100で、初期費用をかけずデジタル一眼を始めませんか?
総合評価
見た目のよさ、質感 | ![]() |
軽さ、コンパクトさ | ![]() |
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画像の精細さ、ノイズの少なさなど | ![]() |
手ぶれ補正、撮影モードなど | ![]() |
メニュー操作・設定のしやすさ | ![]() |
液晶画面は見やすいか | ![]() |
バッテリーの持ちはよいか | ![]() |
しっかりホールドできるか | ![]() |
Nikon D3100で撮影した写真集
※価格は最新ではありません。数万円単位で安くなっていることが多々ありますので必ずAmazonサイトで確認してください。
利用者レビュー
買って3年経ちました
評価:
主にヘアスタイルの撮影で使っています。初の一眼レフです。主にストロボを使って撮影しています。 画質はいいと思います。ガイド機能もありがたいです。 一眼レフにしては、大きさも小さいので持ち運びやすいです。今後は風景も上手に撮れるようになりたいです。自分のレベルだったら、これで十分だと思います。
今更ですが…
評価:
発表から今日で3年目、購入から2年ちょっと経ちますが、今更ながらレビューします。【デザイン】まぁ、これは個人の主観になりますが、いいと思います。質感も意外と悪くないですし、液晶がファインダーの真下近く(完全に真下ではない)にあるのもいいです。【画質】なかなかいい感じです。高感度もISO1600までならOK、3200からググッと発色が落ちますが、撮り方使い方次第で使えると思います。【操作性】購入した頃はカメラのことによく分かっていませんでしたが、分かってくるとすごくボタン不足です。また設定内容もざっくりしていて、ISOが一段変化だったり、ノイズリダクションが高感度、長時間統一でするしないだけであったり、もうちょっと細かく設定していきたいです。ただ、オートで撮る分やSS、絞り等を変える程度なら十分使えると思います。【バッテリー】意外とよく持ちます。ライブビューやストロボを多用するとすぐ減りますが、連写メインでいけば1000枚撮れたこともあります。ただ、真冬の氷点下以下?ぐらいになるとバッテリーを温めてやらないとちゃんと動かない時がありました。【携帯性】軽いし小さいです。ここには申し分ないです。【機能性】ガイドモードがありますが、ほとんど使ったことがなくよくわかりません。防滴も何もないですが特に困ることはありませんでした。【液晶】23万ドットなのであまりよろしくありません。【ホールド感】小さい割にしっくりきます。手の形もあるでしょうし、軽いからかもしれません。※採点項目外【AF】AFは別に特別遅くも早くもありません。普通です。通常撮影する場合や単純な動きの乗り物撮影ならAFはちゃんと合いました。【連写】連射は3コマ/秒ですので、あまり速くはありません。ちょっと長めに撮り続ければ、RAWでは連写が遅くなることがありましたが、JPEGならそんなことはありませんでした。【ファインダー】小さいです。もっと大きいと気持ちがいいな。また近視の自分には視度調整がもっとあれば良かったです。【動画】フルHD24コマ/秒撮れるので大きく表示しても綺麗ですし、ノイズも少ないです。ただマイクがモノラルなのが非常に残念です。【総評】画質はやはり一眼ですので良いです。不満がいろいろとありますが、自分が入門機に求めすぎている所が多いので、初心者や通常撮影等には問題ないと思います。また、ここで言うのもアレかもしれませんが、D3200やD5100、5200なら上記の多くの不満は解消されそうです。
レフ機の入り口に最適
評価:
【デザイン】軽快感の中にもニコンのアイデンティティーが感じられ良いと思います。【画質】この価格帯の中では十分な画質で高感度も思ったより粘ってくれます。 時には上位機のD7000よりもメリハリのある画がはきだされてハッとします。 画像エンジンのチューニングが良い言い方でメリハリがあり悪い言い方ですと塗り絵的です。【操作性】上位機に比べれば当然悪いですが、入門したてでオート主体で撮影する分には何の問題もありません。【バッテリー】1日200ショット程度なら問題無く使用できます。【携帯性】大変良いですがレンズ次第です。【機能性】ガイドモードやシーンモードで初心者にもそれなりに撮影できます。 込み入った設定をする際にはメニューの深層部までいかないとならないのですが、 入門機としては仕方がない仕様でしょう。【液晶】語りつくされてますが最悪です。【ホールド感】薬指・小指があまりますが、悪くはないです。【総評】2011年1月に初めて購入したデジタル一眼レフです。 ミラーレスを購入前提で販売店に赴きましたが、何気なく持った瞬間の感触の良さで即買いしました。 それから約2万ショット、私に写真撮影の素晴らしさを教えてくれた良いカメラです。 今、現在に於いては画素数・機能性とも後継機にスペック上は甘んじておりますが、 現在の価格に於いての費用対効果は高く、ここからレフ機にどっぷり浸かり様々な事を学び、 上位機へもアリだと思います。
※価格は最新ではありません。数万円単位で安くなっていることが多々ありますので必ずAmazonサイトで確認してください。
Canon EOS 7Dってどんな一眼レフカメラ?
発売日:2009年10月 2日
ポイント1 驚異の連射性能1秒8コマ
EOS 7Dの最大の特徴は連射性能です。通常デジタル一眼レフカメラの連射性能は3~5コマ/秒くらいなので、8コマはかなりの高速撮影です。
風景やポートレート中心であればあまり必要がない機能ですが、動物やスポーツなど高速で動く被写体を撮影する場合は、一瞬の輝きや表情をとらえるために非常に重要な機能です。
ポイント2 AFに優れたオールクロス測距と測距点19点
オートフォーカス(AF)の方法は、ライン測距とクロス測距の2種類があります。ライン測距は、画像を感知する向きが縦あるいは横の一方向のみで行うものです。一方、クロス測距は縦横どちらにもセンサーが動くため、素早くフォーカスしてくれます。
測距点もミドルクラスの基準である19点あり、クロス測距との相乗作用により、AF機能が非常に充実しています。ポイント1の連射性能と合わせれば、一瞬でAFを合わせて連射でき、撮りたい瞬間を見逃すことはないでしょう。
ポイント3 ファインダー視野率100%
ファインダー視野率というのはファインダーを覗いた時に、カメラで撮れる画像の何%を見ることができるかという割合です。たとえばファインダー視野率95%ということは本来撮れる画像の5%の部分が見えないということです。
5%のずれというのは、数字だけで見ればあまり多くないように感じますが、実際にはかなり変わってきます。一度店頭で、ファインダー視野率100%と、それ以外のカメラでファインダー撮影の比較をしてみてください。その違いが判ると思います。
ファインダー撮影メインで構図を重視する人には重要な機能です。
エントリーとしてこのカメラを選ぶ人へのアドバイス
型落ちになり、徐々に値段が下がっているとはいえ、エントリーとしては価格が高く、もてあます機能が出てきてしまう可能性もあります。ただし、目的がスポーツや動物など高速撮影が必要な場合は、最初からこのカメラを選ぶと値段に見合った機能を楽しむことができるでしょう。
セカンドとしてこのカメラを選ぶ人へのアドバイス
連射機能・AF機能に優れていますので、今のカメラでこれらの機能に不満のある人にはお勧めしたいモデルです。ただし、後継機種のEOS 7D Mark Ⅱは、全体的な性能が非常にレベルアップしていますので、お財布に余裕のある人は、Mark Ⅱの方を選ばれることをお勧めいたします。
総合評価
見た目のよさ、質感 | ![]() |
軽さ、コンパクトさ | ![]() |
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画像の精細さ、ノイズの少なさなど | ![]() |
手ぶれ補正、撮影モードなど | ![]() |
メニュー操作・設定のしやすさ | ![]() |
液晶画面は見やすいか | ![]() |
バッテリーの持ちはよいか | ![]() |
しっかりホールドできるか | ![]() |
Canon EOS 7Dで撮影した写真集
※価格は最新ではありません。数万円単位で安くなっていることが多々ありますので必ずAmazonサイトで確認してください。
利用者レビュー
画質よく使いやすい
評価:
私は7Dに出会い3年ぐらいになりますがカメラの作りがしっかりしていて画質が素晴らしい購入するまでデジタルXがメインでしたが作りが全く異なります。デジタルXはボディーがプラスチックのみなので今はフラッシュ部分に傷ぶつけ衝撃でヒビが入り正常にフラッシュが作動しません7Dはガッシリした作り思いと思う時もありますが撮影した写真を見るといつも疲れがぶっ飛びます。
撮るのが楽しいカメラです
評価:
良いことは連写性能と、ピント、レリーズタイムラグの速さ。残念なのは、高感度撮影に弱いこと。ISO2000~2500までは、スポーツ撮影なら納得のいくレベルだと思いますが、それ以上は見られる写真にならないと思います。あと、体力仕事をしていてそれなりに腕力には自信がありますが、1kg以上のレンズを使っていると、1時間の撮影後は腕が痛くなります。とはいえ、本当に撮っている時はリズムよく撮影できて楽しいです。画質もISO1000以下なら、僕は十分鑑賞に足る画質だと思います。最後に腕をかなり要求されるカメラです。使い勝手や、誰でも撮れることを重視する人は近寄るべきではないです。
入門一眼レフで7Dを購入「結果大満足」カメラ好きの為のカメラ
評価:
使用1年程ですがレビューさせて頂きます。当方、初の一眼レフで当機種を購入しました。当機種の購入を決めた最大の要因は1.連射速度の速さ(コンデジ使用時代に感じた連射後のタイムロスにイライラした為)2.大きくがっしりとした作り3.シャッターボタンの所にモニターが付いてる。以上の3点になります。【デザイン】EOSの一桁番数を与えられているだけあり、しっかりとした作りです60Dや70Dに付いているバリアングルモニターは無く、非常にシックな作りとなっています。バリアングルモニターで無い所が、見た目的にもかっこいいポイントの一つですね【画質】文句のつけどころが無いです。レンズはシグマの単焦点EF18-200mEF70-200F2.8LIS USM 2型の3つを所有していますが、EF70-200F2.8LIS USM 2型との相性は抜群です。自分で撮った写真を見て思わず「おおー!!」と声が出てしまいます。【操作性】シャッターボタンの所にモニターが付いており、ISOの設定や絞り値 シャッター速度など非常に便利になっています。ですが、今よくあるタッチパネルなどの操作は無く本当にカメラ好きの為のカメラといった感じです。【バッテリー】バッテリーのもちも良いです。7Dのバッテリーは5DMark3などのフルサイズ上位機種と同じなので、複数所有していても今後使用のする事ができます。私は、純正のバッテリーグリップを使っているのでバッテリーが切れたことは一度もありません。【携帯性】この機種に、携帯性は求めてないので無評価とします。【機能性】7Dには、流行の○○モードとか○○ゾーンといったミーハー機能は一切ついておりません。ですので、一度も一眼レフを使った事が無い方は使いこなすのに時間がかかるかもしれませんただ、多重露光はついていて欲しかった。。。。【液晶】バリアングルで無いので、非常に格好良く見やすいです。【ホールド感】純正のバッテリーグリップを使用していますが、完璧です。【総評】”カメラ好きの為のカメラ”正直言って、ミーハー初心者にはお勧めしません。ですが、「一眼レフカメラがずっと欲しかった。」「絞り値やシャッタースピード等は、頑張って勉強する」「youtubeや価格ドットコムなどで一眼レフカメラの情報ばっかり見てる」「カメラ見てるだけで良い!!」そんな貴方は、7Dを買うべきです。買って後悔はしません。(金銭感覚は狂います)「でもー、70Dだとビデオ撮影もできるしぃー7Dも出来るけどピント合わせとか全然70Dの方がいいじゃんー?」70Dより7Dの方が”一眼レフカメラ”として作られています。ビデオ撮影がしたければ70Dを買ってください。いや。ビデオカメラを買ってください。長文失礼致しました。
※価格は最新ではありません。数万円単位で安くなっていることが多々ありますので必ずAmazonサイトで確認してください。