
Nikon D3100とNikon D5300を徹底比較します。
まずは基本スペックで比較
※スマホの場合、はみ出しますので横スクロールできます。
機種 | Nikon D3100 | Nikon D5300 |
---|---|---|
レンズマウント | ニコンFマウント | ニコンFマウント |
画素数 | 1480万画素(総画素)1420万画素(有効画素) | 2478万画素(総画素)2416万画素(有効画素) |
撮像素子 | APS-C23.1mm×15.4mmCMOS& | APS-C23.5mm×15.6mmCMOS& |
撮影感度 | 標準:ISO100~3200拡張:ISO6400相当、12800相当 | 標準:ISO100~12800拡張:ISO25600相当 |
連写撮影 | 3 コマ/秒 | 5 コマ/秒 |
シャッタースピード | 1/4000~30 秒 | 1/4000~30 秒 |
撮影枚数 | ファインダー使用時:550枚 | ファインダー使用時:600枚 |
記録メディア | SDHCカードSDカードSDXCカード | SDHCカードSDカードSDXCカード |
ライブビュー | ○ | ○ |
自分撮り機能 | ||
GPS | ○ | |
動画記録画素数 | フルHD(1920×1080) | フルHD(1920×1080) |
幅x高さx奥行き | 124x96x74.5 mm | 125x98x76 mm |
重量 | 455 g | 480 g |
Nikon D3100ってどんな一眼レフカメラ?
発売日:2010年 9月16日
ポイント1 D3000シリーズの基本性能が詰まった機種
Nikonのエントリーシリーズとして人気のD3000シリーズですが、2代目として登場したD3100で、このシリーズ基礎となる性能が1通り入りました。D3000にはなかったライブビュー機能(ファインダーをのぞかなくても液晶画面を見て撮影できる機能)やCMOSセンサーが付いています。
CMOSセンサーは以前のCCDセンサーに比べて、高速撮影に優れ、消費電力が少なく、データの読み出しが早いと言われています。また安価に生産できるので、カメラ全体の値段も下がりやすいというメリットがあります。また、Nikonで初めてフルハイビジョン動画を撮影できる機能も搭載し、高画質の動画を楽しめるようになりました。
ポイント2 とにかく安い
現行のD3000 シリーズの基本性能を備えたカメラでありながら、D3100はレンズキッドが中古で2万円台前半から販売されています。すでに2世代後のD3300が発売されているということもあり、中古しか見つかりませんが、この値段でレンズキットを買えるデジタル一眼は少ないです。
付属のレンズは中古相場でも1万円を超えていますので、実質ボディーは破格の1万円台前半ということになります。
ポイント3 使いやすい
先ほど書いた通り、基本性能はすべて詰まっています。ですので、D3000シリーズの特徴である使いやすさはD3100の強みになります。ガイドモードやヘルプボタンを使えば、様々な機能や設定について液晶画面で簡単に調べることができます。
また、新しく加わったライブビューや動画の撮影方法も、進化したガイドモードで調べることができます。
D3000はもともと軽い機種でしたが、さらに30g軽量化し、お散歩カメラとしても使いやすくなっています。ボディーの軽さは、初心者にも中級以上の方にもうれしい特徴です。
エントリーとしてこのカメラを選ぶ人へのアドバイス
この機種を買うメリットは、中古でのコストパフォーマンスの良さです。基本性能がしっかり詰まっているこのレベルのデジタル一眼レフカメラが、レンズ付きでも2万円台前半で買えるというのは、非常にお買い得だと思います。
ただし、新品を買うメリットはほとんどないので(おそらく新品は手に入らないと思いますが)、中古に不安がある方は、新モデルであるD3200やD3300を飼われることをお勧めします。
初めて楽しむには十分な機能を備えたNikon D3100で、初期費用をかけずデジタル一眼を始めませんか?
総合評価
見た目のよさ、質感 | ![]() |
軽さ、コンパクトさ | ![]() |
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画像の精細さ、ノイズの少なさなど | ![]() |
手ぶれ補正、撮影モードなど | ![]() |
メニュー操作・設定のしやすさ | ![]() |
液晶画面は見やすいか | ![]() |
バッテリーの持ちはよいか | ![]() |
しっかりホールドできるか | ![]() |
Nikon D3100で撮影した写真集
※価格は最新ではありません。数万円単位で安くなっていることが多々ありますので必ずAmazonサイトで確認してください。
利用者レビュー
買って3年経ちました
評価:
主にヘアスタイルの撮影で使っています。初の一眼レフです。主にストロボを使って撮影しています。 画質はいいと思います。ガイド機能もありがたいです。 一眼レフにしては、大きさも小さいので持ち運びやすいです。今後は風景も上手に撮れるようになりたいです。自分のレベルだったら、これで十分だと思います。
今更ですが…
評価:
発表から今日で3年目、購入から2年ちょっと経ちますが、今更ながらレビューします。【デザイン】まぁ、これは個人の主観になりますが、いいと思います。質感も意外と悪くないですし、液晶がファインダーの真下近く(完全に真下ではない)にあるのもいいです。【画質】なかなかいい感じです。高感度もISO1600までならOK、3200からググッと発色が落ちますが、撮り方使い方次第で使えると思います。【操作性】購入した頃はカメラのことによく分かっていませんでしたが、分かってくるとすごくボタン不足です。また設定内容もざっくりしていて、ISOが一段変化だったり、ノイズリダクションが高感度、長時間統一でするしないだけであったり、もうちょっと細かく設定していきたいです。ただ、オートで撮る分やSS、絞り等を変える程度なら十分使えると思います。【バッテリー】意外とよく持ちます。ライブビューやストロボを多用するとすぐ減りますが、連写メインでいけば1000枚撮れたこともあります。ただ、真冬の氷点下以下?ぐらいになるとバッテリーを温めてやらないとちゃんと動かない時がありました。【携帯性】軽いし小さいです。ここには申し分ないです。【機能性】ガイドモードがありますが、ほとんど使ったことがなくよくわかりません。防滴も何もないですが特に困ることはありませんでした。【液晶】23万ドットなのであまりよろしくありません。【ホールド感】小さい割にしっくりきます。手の形もあるでしょうし、軽いからかもしれません。※採点項目外【AF】AFは別に特別遅くも早くもありません。普通です。通常撮影する場合や単純な動きの乗り物撮影ならAFはちゃんと合いました。【連写】連射は3コマ/秒ですので、あまり速くはありません。ちょっと長めに撮り続ければ、RAWでは連写が遅くなることがありましたが、JPEGならそんなことはありませんでした。【ファインダー】小さいです。もっと大きいと気持ちがいいな。また近視の自分には視度調整がもっとあれば良かったです。【動画】フルHD24コマ/秒撮れるので大きく表示しても綺麗ですし、ノイズも少ないです。ただマイクがモノラルなのが非常に残念です。【総評】画質はやはり一眼ですので良いです。不満がいろいろとありますが、自分が入門機に求めすぎている所が多いので、初心者や通常撮影等には問題ないと思います。また、ここで言うのもアレかもしれませんが、D3200やD5100、5200なら上記の多くの不満は解消されそうです。
レフ機の入り口に最適
評価:
【デザイン】軽快感の中にもニコンのアイデンティティーが感じられ良いと思います。【画質】この価格帯の中では十分な画質で高感度も思ったより粘ってくれます。 時には上位機のD7000よりもメリハリのある画がはきだされてハッとします。 画像エンジンのチューニングが良い言い方でメリハリがあり悪い言い方ですと塗り絵的です。【操作性】上位機に比べれば当然悪いですが、入門したてでオート主体で撮影する分には何の問題もありません。【バッテリー】1日200ショット程度なら問題無く使用できます。【携帯性】大変良いですがレンズ次第です。【機能性】ガイドモードやシーンモードで初心者にもそれなりに撮影できます。 込み入った設定をする際にはメニューの深層部までいかないとならないのですが、 入門機としては仕方がない仕様でしょう。【液晶】語りつくされてますが最悪です。【ホールド感】薬指・小指があまりますが、悪くはないです。【総評】2011年1月に初めて購入したデジタル一眼レフです。 ミラーレスを購入前提で販売店に赴きましたが、何気なく持った瞬間の感触の良さで即買いしました。 それから約2万ショット、私に写真撮影の素晴らしさを教えてくれた良いカメラです。 今、現在に於いては画素数・機能性とも後継機にスペック上は甘んじておりますが、 現在の価格に於いての費用対効果は高く、ここからレフ機にどっぷり浸かり様々な事を学び、 上位機へもアリだと思います。
※価格は最新ではありません。数万円単位で安くなっていることが多々ありますので必ずAmazonサイトで確認してください。
Nikon D5300ってどんな一眼レフカメラ?
発売日:2014年 2月 6日
ポイント1 とにかくわかりやすい
やはり一眼レフというと、初心者の方にはわかりにくく、とっつきにくいという印象が強いでしょう。ですが、D5300は難しい設定が要らず、オートモードで撮影してしまえば液晶画面を見ながらコンデジと同じ感覚で高画質の撮影が可能です。誰でも買ってすぐに撮影できるというのはうれしいですよね。
また液晶画面を動かして角度を変えることができるので、液晶を見ながら簡単にアングルを変えた撮影が可能です。さらに、「i」ボタンを押すと、液晶画面に使用頻度の高い設定項目が表示され、画面を見ながら設定を変えることで、簡単に応用設定が可能になります。液晶画面は初心者にも強い味方になってくれます。
ポイント2 楽しいエフェクトモード
「EFFECTS」モードを使って撮影することで特殊効果を付けた写真を楽しむことができます。私のお気に入りは「HDRペインティング」と「ミニチュア効果」。
「HDRペインティング」モードで写真を撮ると、まるで絵画を描いたかのような画像が撮れます。特に花や風景は、印象派の絵画のように、とても明るく芸術的な写真になります。
「ミニチュア効果」では、私は街並みを撮影することで、本当にミニチュアの世界にいるような写真が撮れます。高いビルや観覧車から街並みや夜景を撮りに行ってみてください。簡単に面白い写真が撮れるので、はまること間違いなしです。
他にも「トイカメラ風」や「カラーセレクト」など楽しめるモードが9種類入っています。
ポイント3 Wi-Fi機能でSNSへリアルタイムにつながる。自撮りもできる
D5300のカメラ本体にはWi-Fiが内蔵されています。専用アプリケーションを使えば、スマートフォンやタブレットなどにワイヤレスで転送できます。
TwitterやFacebookなどにリアルタイムで投稿できるので、その場の感動を友人と共有することができます。旅行先での体験を美しい画像とともにリアルタイムで送ってみてはいかがですか?
また、Wi-Fi機能を使うことで、スマートフォンの画面をカメラのモニター代わりに使うことも可能です。スマートフォンでシャッターも切れますので、集合写真も自分たちだけで簡単に撮れます。
エントリーとしてこのカメラを選ぶ人へのアドバイス
機能、価格、操作性、大きさなどすべてにバランスの取れた一眼レフであり、エントリーモデルとして気軽に高画質のカメラを楽しむには、とてもいい機種だと思います。
標準レンズと望遠レンズのついたダブルレンズキットがあれば初心者の方には十分ですので、お得なダブルレンズキット付きのものを買われることをお勧めします。
セカンドとしてこのカメラを選ぶ人へのアドバイス
すべてにバランスが取れている分、機能面に関しては「ここがこういい」という特徴的な部分がないかもしれません。
「ミラーレスから一眼を考えている」「今の一眼が古くなってきたので新しいものを買おう」という場合にはお勧めできますが、今の一眼を使いながら2代目を考える場合には、それほど強みのある特徴があるわけではないので、目的に沿った特徴を持ったモデルを選ばれた方がいいかもしれません。
総合評価
見た目のよさ、質感 | ![]() |
軽さ、コンパクトさ | ![]() |
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画像の精細さ、ノイズの少なさなど | ![]() |
手ぶれ補正、撮影モードなど | ![]() |
メニュー操作・設定のしやすさ | ![]() |
液晶画面は見やすいか | ![]() |
バッテリーの持ちはよいか | ![]() |
しっかりホールドできるか | ![]() |
Nikon D5300で撮影した写真集
※価格は最新ではありません。数万円単位で安くなっていることが多々ありますので必ずAmazonサイトで確認してください。
利用者レビュー
D3000からのステップアップ
評価:
数年前にD3000でデジイチデビューしました。つい最近まで普通に使っていたのですが、つい手を滑らせて落下させてしまい、レンズに異常が発生したのでこの機会に!と5000シリーズにステップアップしてみました。まずメニューの多さに驚きました。D3000と比べると雲泥の差。バリアングル液晶のモニタも美しい!カシャンと閉まる質感が満足度高いです。スライダを動かすだけでファインダーと液晶と、ビューを変えられるのも便利ですね。赤の色味がまた素敵・・・!深みのある塗装で、傷をつけないでおこう!と気合の入る美しさです。でも使い倒したいけれど!買った次の日に公演で子どもを撮りましたが、やっぱり作法が違うのか、まだ納得のいく写真は取れていませんが、これから力強い相棒になってくれそうで嬉しい限りです。WIFI機能でスマホに即画像を飛ばせるのも、FBやインスタに載せるのに便利ですヽ(=´▽`=)ノ技術の進歩って素晴らしい!満足度の高い一台です♪
初のNikon
評価:
【デザイン】赤いボディ色にひかれ購入しました。【画質】Nikonカラーは初めてなのでこんな画づくりなんだと感じている状態です。画素数的には文句ありません。十分すぎます。【操作性】GUIでの操作サポートが多い気がしましたが、撮影時のクイックな操作が画面操作を伴わないとできない部分がありマイナスポイントただしアマチュア向けと考えれば。。。【バッテリー】800枚程撮影しましたが画面バッテリーゲージ2/3でした。フラッシュは使用していません。【携帯性】18-55mm装着時は非常にコンパクト軽量なので苦にはなりません。【機能性】撮るだけでなくwi-fiを利用した画像転送機能、GPS機能等SNSを意識した機能があり便利。【液晶】普通です。【ホールド感】どちらかといえば女性向けのグリップなのでしょうか。【総評】ニコン機は初めてでしたが基本的な操作はなんとかこなせました。この機種は入門機なんだろうという作りが随所にみられました。電源入れてシャッター押せば意識せず画が撮れる基本的な部分に+αが作られている機種です。特に日常使いを意識したWi-fi機能、GPS機能を標準で備えSNS利用者には便利な点もプラスでしょう。夜景、暗い場所での撮影する機会が多いのですがフォーカスが迷う(定まらない)場合があります。レビュー画像をご覧いただければわかるとおもいますが、十分撮影できています。このクラスではとてもよく作られている機種と思いました。
D5500発売直前の購入になりました
評価:
旅カメラが目的で購入しました。性能がよく、特に軽量なことが気に入って、気軽に持ち出せます。花シーズン到来、京都・滋賀に毎週出かけて、観光と撮影三昧に酔ってしまいます。これまでは小型軽量のオリンパスE410を7年使っていました。時代の経過もあり、JPEGの画像サイズ、撮像素子サイズ4/3インチとAPS-Cの差などかなりの違いを感じます。(余談ですが、2011年にコンデジNIKON S8100をちょい撮り用に買いました。色合いは好みでしたがオートのフォーカス・ホワイトバランス、解像度などいまいちです。値段相応で目的が違いますから求めたことに無理がありました。)NIKONの色作り、フォーカスの緻密さ、木の葉の分解能などは、求めていたものに出会った感です。シャッター直前にフォーカス合致位置が表示される機能はとても重宝します。またシャッター音は上品で心地いい。オート撮影で風景の色あいが自然で気持ち良い。もっと早くNIKONの一眼レフデジタルを買うべきだったと後悔しつつ、感動を味わう今です。お店でCANONの同類機やD3300も触って比べてみました。CANONはフォーカス速度が速く動きの早いものの撮影に向いていると感じました。D3300はコストや重さの点で第一候補でしたが、フォーカス速度が満足できませんでした。カメラに内臓のコンピュータ回路のコストダウンがひびいているようで、CANONとはまったく正反対のつくり込みです。決められたコストの中でいかに作りこむか、メーカーの姿勢と苦労がうかがえます。1996年から使い始めたデジカメですが、デジタル画像処理技術を巧みに取り込んで、解像度や自由度ではフィルムを超えてNIKONらしい色作りまで達成されたことに感動させられます。NIKONの高級機が欲しくなりますが、使用目的、取り回し、継続更新を思うとこの辺りが身分相応でしょうか。始めは18-55の付属レンズを使っていましたが、より大きなズーム比が欲しくなりました。それで軽量で解像度重視のSIGMA18-200mm_OS_F3.5-6.3を追加購入したところ、これが常用になっています。非力な体力ですが、レンズ含めて1kgは1~2時間つれ回しても大丈夫な重さ、軽量な本体に救われます。デジカメの進化は年々著しく、数年ごとに新しいものに交換したくなります。値段はそれほど変わらずに、画像処理ソフトとハードウェアがどんどん進化するこの分野ですが、コンピュータの進化と同期していると思われます。日本人のきめ細かさに合ったデジカメの開発分野はプリンタと併せて世界をリードしていて素晴らしいと思います。
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