
Nikon D7000とCanon EOS Kiss X8iを徹底比較します。
まずは基本スペックで比較
※スマホの場合、はみ出しますので横スクロールできます。
機種 | Nikon D7000 | Canon EOS Kiss X8i |
---|---|---|
レンズマウント | ニコンFマウント | キヤノンEFマウント |
画素数 | 1690万画素(総画素)1620万画素(有効画素) | 2470万画素(総画素)2420万画素(有効画素) |
撮像素子 | APS-C23.6mm×15.6mmCMOS& | APS-C22.3mm×14.9mmCMOS& |
撮影感度 | 標準:ISO100~6400拡張:ISO25600相当 | 標準:ISO100~12800拡張:ISO25600 |
連写撮影 | 6 コマ/秒 | 5 コマ/秒 |
シャッタースピード | 1/8000~30 秒 | 1/4000~30 秒 |
撮影枚数 | ファインダー使用時:1050枚 | ファインダー使用時:550枚液晶モニタ使用時:200枚 |
記録メディア | SDHCカードSDカードSDXCカード | SDHCカードSDカードSDXCカード |
ライブビュー | ○ | ○ |
自分撮り機能 | ||
GPS | ||
動画記録画素数 | フルHD(1920×1080) | フルHD(1920×1080) |
幅x高さx奥行き | 132x105x77 mm | 131.9×100.7×77.8 mm |
重量 | 690 g | 510 g |
Nikon D7000ってどんな一眼レフカメラ?
発売日:2010年10月29日
ポイント1 シャッタースピードが速い
シャッタースピードが1/8000秒になっています。これは発売が3年新しい下位機種D5300の倍のスピードです。シャッタースピードが速ければ、多少手が動いたり、被写体が動いているものでもぶれずに撮れるというメリットがあります。ただし、暗い場所では光の量が十分でないため、シャッタースピードを上げすぎると写真が暗くなってしまうため、明るい屋外でこの機能を楽しめると思ってください。
また、動画機能も、D5000シリーズなどよりもしっかりしていますので、動画もよく撮る方にも向いている機種かもしれません。
ポイント2 昔のレンズでもオートフォーカス(AF)が使える
カメラのAF機能というのは、カメラ内にモーターが付いている場合とレンズ内にモーターが付いている場合があります。
特に古いレンズにはモーターが付いていないものが多く、カメラ内モーターが付いていないD5000シリーズやD3000シリーズなどのエントリーモデルでは、AF-Sという型のモーターの付いたレンズではないと、AF機能が使えません。D7000はカメラ内モーターが付いていますので、モーターが付いていないレンズでもAF機能が使えます。
ポイント3 ボディが強化されている
ボディにアルミニウム合金を使うことでボディの耐久性が上がっています。また、ボディの防塵・防滴機能も付いており、アウトドアや多少の雨でも比較的安心して使うことができます。
エントリーとしてこのカメラを選ぶ人へのアドバイス
ミドル(中級)機種に分類されるカメラになりますので、エントリー(初級)機種に比べると値段が高くなります。いきなりこの機種を買うよりも、バリアングル(自由に角度を変えることのできる)液晶があり、軽量であるD5000シリーズの方が値段的にもお勧めできます。
屋外で動くものや動画を撮りたい方にはD5000シリーズよりもメリットが大きい機種ではあるので、エントリーとして、D7000を購入するのも一つかもしれません。
セカンドとしてこのカメラを選ぶ人へのアドバイス
ミドル機種として、AFモーターがカメラ内についていますので、AFモーターが付いていないレンズを持っている方は、こちらの機種を買われることをお勧めします。
2016年現在、2代後継機種であるD7200が発売されたこともあり、ボディの価格が5万円台まで落ちてきています。ミドルクラスのボディが5万円台というのはお買い得になります。
総合評価
見た目のよさ、質感 | ![]() |
軽さ、コンパクトさ | ![]() |
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画像の精細さ、ノイズの少なさなど | ![]() |
手ぶれ補正、撮影モードなど | ![]() |
メニュー操作・設定のしやすさ | ![]() |
液晶画面は見やすいか | ![]() |
バッテリーの持ちはよいか | ![]() |
しっかりホールドできるか | ![]() |
Nikon D7000で撮影した写真集
※価格は最新ではありません。数万円単位で安くなっていることが多々ありますので必ずAmazonサイトで確認してください。
利用者レビュー
初心者には十分です
評価:
子供の成長記録と趣味のために1年ほど前に購入しました。それまで使っていた一眼に比べると写真の表情も豊かに感じます。レンズは、レンズキットの純正のものを使っていましたが、1年経つともう少し良いものが欲しいかな、でもこれでも十分かな?と迷うほどなので、なかなか良いものなのではないでしょうか。屋外での撮影することが多く、これまで10回くらい地面にボディから落としていますがなんともないくらい丈夫です。3年後くらいにフルサイズ機を購入したいとは思いますが、長くこのカメラで修行したいなと思うほどお気に入りです。初心者にはとても良いカメラだと思います。
なかなかいいね。けど慣れてくればフルサイズが欲しくなるぜ
評価:
【デザイン】これはあまり気にしない。デジタル一眼レフなら大体同じようなものだろう【画質】設定をいじっていけば自分好みの画質は得られるようになってきた。フルサイズに比べると多少のっぺりした感じはあるが、コンデジとは比べるまでもなく綺麗に写る。レンズにもよるがISO400までは全く問題なく、800まではノイズはのるが許容範囲。それから上はディテールが失われ、色ノイズで画が変になるので滅多に使わない。【操作性】オートホワイトバランスが信用できないので液晶で確認しつつ手動で設定している。ほんの少しピンクに傾いてくれれば人肌がいい感じになるのに。最近ISOを手動で変えるのめんどくさくてISOオートを上限800で使ってる。便利だね^^【バッテリー】LV使ってると消耗早いけどフルに使っても丸1日は余裕で持つ【携帯性】ストラップを好みの長さに変えて、歩くときには斜め掛けしてる。これで連れ出し使い倒すぜ【機能性】マイメニュー登録とかボタン割り振り、フラッシュの強さを変えられたり結構使える機能があるね。デジイチの楽しみは味わえる。だいたいA、たまにM。Pとシーンモードは必要ない【液晶】昼間は見にくい。家に帰ってPCで観るとなんか違う【ホールド感】浅いので片手だと落としそう。いつも首からストラップ【総評】18-105はAFが遅いのでシグマ17-50 f2.8に買い替えたが、シャープだけどなんかつまらん。画が固く色味がおかしい時があるし広角側は周辺が流れて使えない。今思えば18-105は柔らかくてまあま良かったな。AFが遅くて旅行の時くらいしか使わなかったけどD7000で昼間撮った写真にはなんら不満は無いのですが、フルサイズの好感度、諧調性、広角域の余裕が欲っしーーい!
コストパフォーマンス抜群!
評価:
【デザイン】DX機のなかでは良い方。18-105 VR レンズとのバランスが特に良い。【画質】この機種のスペックではこの画質で十分でしょう。練習してFXにステップアップ?!【操作性】ダイヤルで設定をサクサク変更できるので、様々な写真が撮影出来ます。練習にはもちろん、操作性の良さは常識にとらわれない写真も可能にしてくれます。【バッテリー】あまり充電しなくても数回撮影に出れます。長持ち。【携帯性】これくらいの重量がしっかりしていていいと思います。【機能性】ほとんどマニュアルで撮影しますが、様々な機能は撮影を助けてくれます。【液晶】当然、強い日差しがあると見えにくいです。日陰での液晶はしっかりと見えます。【ホールド感】しっかりつかめます。ストラップをつけていますが、ほとんど掛けません。【総評】非常に使いやすく、初心者から中級者、あるいは上級の方もサブ機として使えるのではないでしょうか?
※価格は最新ではありません。数万円単位で安くなっていることが多々ありますので必ずAmazonサイトで確認してください。
Canon EOS Kiss X8iってどんな一眼レフカメラ?
発売日:2015年 4月17日
ポイント1 基本性能が充実
Kiss X7iの後継機種として発売されましたが、基本性能がすべてレベルアップしています。
有効画素数2420万画素は中級機と比べても遜色はありませんし、画像処理エンジンもX7iよりさらに進化しています。便利機能で使いやすいX7iがさらに性能でも中級機に近づいた1台だと思っていただいていいでしょう。それにもかかわらず、ボディのみの重さが510g(X7iより15g減)というのも驚きです。
ポイント2 AFセンサーが19点に大幅増
クロス測距と言われる優れたオートフォーカス(AF)機能を引き継いだKiss X8iですが、AFセンサーが9点から19点と一気に増加しました。
Kiss X8iが持っている画面タッチによるAFやバリアングル液晶画面(自由に角度を変えられる液晶画面)を利用すれば、奇跡の一瞬も見逃さずにとることができるでしょう。
ポイント3 屋内の連射撮影に強い「フリッカーレス機能」
屋内での撮影では、蛍光灯やLED光源などの人工的な光の下で撮影することになります。これらの人口光は目に見えない速さでチカチカと明滅しています。このチラつきをフリッカーと呼びますが、フリッカーのせいで連射撮影をした場合に写真の明るさが異なってしまうことがあります。
Kiss X8iは、フリッカーの周期を自動的に判断し、明るさがピークに近いときのみシャッターを切る「フリッカーレス撮影」機能が搭載されています。これにより、連射の際にも常に同じ明るさの写真を撮ることが可能になっています。
エントリーとしてこのカメラを選ぶ人へのアドバイス
使いやすい機能がたくさん搭載されたカメラです。最初からある程度きれいな写真を撮れますので、使いながら徐々に機能を覚えていくということもできます。ですので、デジカメからデジタル一眼レフカメラへ、比較的スムーズに入っていける機種だと思います。
ただし、新しい機種であり、エントリーモデルにしては少し高価ではあるので、あまり初期費用をかけられない人には型落ちのEOS Kiss X7iやクラスを落としたX7などをお勧めします。
セカンドとしてこのカメラを選ぶ人へのアドバイス
これがエントリーモデル?と疑いたくなるほど基本性能は高いです。古い機種を持っている方の買い替えには非常にお勧めしたい機種です。
ただし、比較的新しいエントリーモデルを持っている人が、使いやすさより画質を選ぶために買い替えるのであれば、同じくらいの値段で、性能が高い中級モデルも購入可能ですので、そちらを選択される方が賢明かもしれません。
総合評価
見た目のよさ、質感 | ![]() |
軽さ、コンパクトさ | ![]() |
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画像の精細さ、ノイズの少なさなど | ![]() |
手ぶれ補正、撮影モードなど | ![]() |
メニュー操作・設定のしやすさ | ![]() |
液晶画面は見やすいか | ![]() |
バッテリーの持ちはよいか | ![]() |
しっかりホールドできるか | ![]() |
Canon EOS Kiss X8iで撮影した写真集
※価格は最新ではありません。数万円単位で安くなっていることが多々ありますので必ずAmazonサイトで確認してください。
利用者レビュー
kiss3からの買い替えです
評価:
【デザイン】kiss3から比べてもあまり変わりません。自分的には操作も迷う事無く、とても好感が持てました。【画質】kiss3から比べれば雲泥の差です。室内撮影が多いのですが、ノイズが目立ちません。【操作性】kiss3とほぼ変わりません。本日届いたばかり…と言う事もあってなのですが、唯一『ストロボ』操作の位置だけが解りませんでした(苦笑)他の事は説明書を見ずともほぼ理解出来ました。【バッテリー】まだ使い切れていないので無評価です。kiss3でも1本のバッテリーで困った事はありませんでしたので、まぁ大丈夫でしょう。【携帯性】わずかですがkiss3と比べるとコンパクトになっているように感じました。男性の手には少々小さすぎるかな?と思う程。しかし、kiss3と比べるとグリップ形状は随分変化してまして、とても構えやすく感じました。私は片手での撮影も多いのですが(被写体の多くは犬や子供なので…)、全く問題なく振り回せそうです。【機能性】まだ使い切ってはいませんが、kiss3と比べると動くものへの反応が抜群に向上しているように感じました。特に私は室内(蛍光灯環境)での使用が多いので、kiss3の時は結構な枚数を撮ってブレていない画像をチョイス…と言う事が当たり前でしたが、今晩撮影したものだけで言えば、全枚数ブレ無しで撮れておりました(驚き!)【液晶】普通に見やすいです。まだ日中、外での使用を試していないので大事な所は解りませんが…欲を言えばもう少しだけ大きな液晶が欲しい…と思いました。近年老眼が進んで来ているので…(苦笑)【ホールド感】【携帯性】でも述べたように以前機種に比べグリップに工夫が見られます。特に右手側に当たる部分はシッカリグリップで来ます。やはり片手撮りも意識しての事でしょうか?【総評】AF性能が格段に上がっているのが解ります。私の主な被写体は犬と子供なので、とても有り難い変化であります。検討を始めた時は値がこなれて来たkiss x7iを考えていたのですが、AF性能とwi-fi機能の有無でx8iに傾きました。(先週、偶然『PC○○○ー』さんが75000で出したのを見つけて即ポチりました♪価格.comさんの価格グラフにも残らなかったので、ミス出品だったのでしょうか?)1つだけ残念だった事はwi-fiでパソコンへのファイル転送が出来なかった事;70Dでは可能なのを知っていたので、とても残念に思いました;自分は撮影したらすぐにパソコンへ保存する習慣なので、いちいちコードで結んだり、カードの抜き差し無しで保存出来るものとばかり思っていたのですが残念です…と言う事で★4つ。
※価格は最新ではありません。数万円単位で安くなっていることが多々ありますので必ずAmazonサイトで確認してください。