
Nikon DfとCanon EOS 5D Mark Ⅱを徹底比較します。
まずは基本スペックで比較
※スマホの場合、はみ出しますので横スクロールできます。
機種 | Nikon Df | Canon EOS 5D Mark Ⅱ |
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レンズマウント | ニコンFマウント | キヤノンEFマウント |
画素数 | 1661万画素(総画素)1625万画素(有効画素) | 2110万画素(有効画素) |
撮像素子 | フルサイズ36mm×23.9mmCMOS& | フルサイズCMOS& |
撮影感度 | 標準:ISO100~12800拡張:ISO50相当、204800相当 | 標準:ISO100~6400拡張:ISO50、12800、25600 |
連写撮影 | 5.5 コマ/秒 | 3.9 コマ/秒 |
シャッタースピード | 1/4000~30 秒 | 1/8000~30 秒 |
撮影枚数 | ファインダー使用時:1400枚 | ファインダー使用時:850枚液晶モニタ使用時:200枚 |
記録メディア | SDHCカードSDカードSDXCカード | コンパクトフラッシュ |
ライブビュー | ○ | ○ |
自分撮り機能 | ||
GPS | ||
動画記録画素数 | フルHD(1920×1080) | |
幅x高さx奥行き | 143.5x110x66.5 mm | 152×113.5×75 mm |
重量 | 710 g | 810 g |
Nikon Dfってどんな一眼レフカメラ?
発売日:2013年11月28日
ポイント1 見た目がかっこいい。目立つ
他の機種とは一線を画す、直線的でレトロなデザイン。これぞ昔ながらの「カメラ」という見た目ですね。いかにも「デジタル一眼」というものを持ち歩きたくない、見た目から入りたいという人にとっては非常に良いのではないでしょうか。
削りだしのダイヤルの質感もクールです。もちろん機能はしっかりしており、デザイン以上に画質が評価されている口コミサイトもあります。
精密機械の感触と高品位画質の「融合(fusion)」の意味の「f」がついたDf。ニコンのこだわりを感じる1台です。
ポイント2 とにかく軽い、小さい
ニコンのデジタル一眼カメラの中では最小、最軽量であり、持ち運びに優れています。デジタル一眼では700g以上の機種が多い中、バッテリーを含めても約500gであり、女性にも簡単に持ち運べるサイズになっております。
ミラーレスでも300gを超えているカメラが多いので、重量的にはデジタル一眼よりもミラーレス寄りになっています。気軽に使う場合は、サイズと重量というのは非常に重要です。
ポイント3 ダイヤル操作が主体で、直感的な設定が可能
Dfの特徴の1つが、ボディに付いているダイヤルの種類と設定値が非常に多いということです。これにより、目で見て確認できるアナログ的な設定が確認できます。もちろんオートで任せることも可能ですが、設定を確認しながら写真を撮ることにより、より良い写真を撮るヒントが得られます。
また、Dfには動画機能がありません。余分な機能を排除することにより、ボディの軽量化や静止画にフォーカスすることによる機能向上以外にも、ボタンやダイヤルも静止画像のためだけのものですので、シンプルで扱いやすくなっています。
エントリーとしてこのカメラを選ぶ人へのアドバイス
見た目や持ち運びのしやすさを重視する方にお勧めできる機種です。製品仕様に書いてある、機能面に関する数値を重視される方も多いですが、見た目が好きかどうか、手軽に持ち運べるかどうかは、初心者の人にとっては重要です。
その重要性には買ってから気づくということも多いので、シミュレーションをしながら考えてみてください。3年前のモデルですが、人気があるため価格は20万前後と、エントリーモデルとしては少し高価です。
セカンドとしてこのカメラを選ぶ人へのアドバイス
機能面もしっかりしていますが、携行性とデザインで選ばれることの多い機種ですので、何か特別な機能を求めるためには向かない機種だと感じます。性能が良くて携行性に優れる機種が欲しいとか、かっこいい変わったデザインの機種が欲しいという場合に、セカンド以降として購入されるにはいいと思います。
総合評価
見た目のよさ、質感 | ![]() |
軽さ、コンパクトさ | ![]() |
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画像の精細さ、ノイズの少なさなど | ![]() |
手ぶれ補正、撮影モードなど | ![]() |
メニュー操作・設定のしやすさ | ![]() |
液晶画面は見やすいか | ![]() |
バッテリーの持ちはよいか | ![]() |
しっかりホールドできるか | ![]() |
Nikon Dfで撮影した写真集
※価格は最新ではありません。数万円単位で安くなっていることが多々ありますので必ずAmazonサイトで確認してください。
利用者レビュー
所有する価値があるカメラ
評価:
この型に惚れました。フルサイズならばこれと決めて購入しました。【デザイン】 カメラの型はこれです。 【画質】 こだわらなければ十分に満足できます。【操作性】 シャッターはよかったです。【バッテリー】 1個でも十分です。寒い時期や充電ができないところ、たくさん撮るならは予備があると安心します。【携帯性】 フルサイズで軽いはよいです。【機能性】 使いきれなかったです。【液晶】 見やすいです。【ホールド感】 うまくマッチしていました。【総評】 D750を購入で手放しました。 写真の楽しみを初めて感じました。 所有するだけの価値はあるカメラでした。 本音は手放したくなかったです。 追記 D750で色々試してDfを手放した後悔が出てきました。本体だけでも再度手に入れたいです。
ズット使いつづけたい。
評価:
〈前置き〉それまでニコン-D610を使い、画が良い為にキャノンにもどれずニコン-Dfにアップグレード。使い方の主な理由:(ニコンのカメラで撮ったものは空の色が自然。クローズアップ撮影ではピクチャーコントロールをスタンダードかニュートラルの色飽和を控えるために設定にするだけ。キャノンの場合は疑似色が出る為に忠実設定があるが、淡い色にはソフトで!)〈本題〉ボディの品質は他のフルサイズに比べ高品質な製品であることを認識できて、個人で持つには納得できるデザイン。写真を1枚一枚大事に撮る方向け!良い写真はカメラを変えれば変わるのでなく、自分がどう操作すれば納得の写真が撮れるかをわからせてくれる本機だと思う。ズームレンズは解像が低下しやすい性質があり、キットで単集点レンズの組み合わせはD4のセンサー(世界最高レベル?)のDfと合わせ高品位画質が売りな製品であり、フォトグラファーに満足のいくニコンの提案を実感しつつある本機で満足。わからない人は色々カメラを買い替えればその答えがわかるのでは!特に写りについてはコントラストに階調性が上がり、写真に深みがでる!(階調性がある感じの構図を撮った時)ISO感度耐性はキャノン-6Dよりも良く、暗部(夜空など)を写さない限りソフトでノイズリダクションの出番は少ない!〈レンズワークの感想〉スナップを撮ってみて感想したことは、単集点レンズは特に体の前後の動きで背景をどの程度入れるかが画角に収まり、意外と常用にできるものだと思いました。人によっては狭い場所に背景を入れる35mm単集点レンズかもしれません!Dfボディ+単集点は軽快でGood !〈カメラのMENU項目設定:参考までに!〉肩のサブ液晶(表示パネル)はカメラのクラシカルなデザインからは小さな表示で、MENUボタン→セットアップメニュー→インフォ画面自動表示をONにすることで、常に液晶パネルでinfo表示が可能になる。(キャノンのカメラみたいに液晶モニターで露出インジケーターなどを参照!)撮影時に便利な設定があり、カスタムメニュー→f7コマンドダイヤルの設定→メインとサブの入れ換えONにするとメインコマンドダイヤルは設定なしから絞りに変わる。シャッターダイヤルが本機には付いているので、メインコマンドダイヤルのありかたの検討をすすめ。〈総評〉ここまでくると、写真の良さは自分次第!(カメラのせいにできない)直観的の操作が可能だから、使っていく内に自分のカメラになっていく!
さんざん迷ったが遂に購入
評価:
かみさんには内緒で「防湿庫」を見ても、わからない?と思っていたら、 なんと「いつ買ったの?」と4か月後にバレてしまった。泣く泣くフィルムカメラ4台をヤフーオークションで放出したことを告げて納得させる。D200では我慢出来ず、遂に20回払いで購入した。誰が何と言ってもともかくも、そのデザインである。マニュアル本まで購入して、市内の桜を尋ねてアチコチつれ歩き。同時に買った「タムロン28ー300旧型」がAF不調で、ほぼ全交換の無料修理。やっと、あちこちシャッターを切りに持ち歩き。早く操作を覚えないとと思うが、気ばかり焦って、マニアルと実物を見比べている始末。市内の体育館での「ダンス競技会」に持ち込み、一日中500枚程度を撮ったが、マアマアは20枚程度。7月の旅行でまたしっかり撮るつもり。
※価格は最新ではありません。数万円単位で安くなっていることが多々ありますので必ずAmazonサイトで確認してください。
Canon EOS 5D Mark Ⅱってどんな一眼レフカメラ?
発売日:2008年11月29日
ポイント1 デジタル一眼の性能を最大限に楽しめるフルサイズ
ミドルクラスのカメラにフルサイズの撮像素子を搭載しているという点が最大の特徴になっています。画像素子というのは、フィルムカメラでいうフィルムサイズのようなものですが、エントリー~ミドルモデルでは、フルサイズより少しサイズの小さいAPS-Cサイズが使われていることが多いです。
フルサイズでは撮像素子のサイズが大きくなるため、どうしてもカメラが大型化してしまいますが、その分、画質やボケなどはやはり圧倒的にフルサイズの方が優れています。また、APS-C機に比べると、広角撮影にもかなりの差が出ます。
ポイント2 性能が抜群に優れている
フルサイズを十分楽しめる基本性能がしっかりしています。画素数2100万画素、CMOSセンサー、映像エンジンDIGIC 4など、8年前に発売されたカメラであるにもかかわらず、今でも十分使える基本性能を搭載しております。
後継機種としてEOS 5D MarkⅢが出ていますが、いまだにMarkⅡを使い続けている人が多いのも、機能に満足している人が多い証拠です。長く愛される名機になっているようです。
ポイント3 意外と使えるISO50
ISOというのは、カメラが光を感じられる敏感さであり、ISOが高いほど、暗い場所でも写真撮影が可能になります。新しいカメラが出て性能が上がるにつれ、ISOの上限値が上がってきており、今ではISO 25600が当たり前になっています。
ISOは下限~上限で表示されることが多く、100~25600などという形で表示されています。そんな中EOS 5D MarkⅡは、ISO 50~25600と下限値が他のカメラより低い設定になっています。上限は暗い場所で本領を発揮しますが、下限の意味をあまり知らない人も少なくないでしょう。
この下限は明るい場所での画質やボケなどの精度を上げたり、ブレを防止するために有効です。明るい場所での撮影が多い人は意外とISOの低感度側にも注意してみるといいでしょう。
エントリーとしてこのカメラを選ぶ人へのアドバイス
すでに製造中止されているので、中古のみ流通しています。2008年発売であり、徐々に値段が下がっているものの、まだボディの価格は中古で10万円くらいします。プロを目指している人で、値段の安いフルサイズが欲しいという人以外にはエントリーとしてはお勧めしません。
セカンドとしてこのカメラを選ぶ人へのアドバイス
古い機種ですがいまだにファンの多いモデルです。エントリークラスのデジタル一眼を持っているが、少し物足りなくなったという人にはお勧めのモデルです。後継機種のEOS 5D Mark Ⅲは非常に高価であるので、それとの大きな価格差も魅力です。
総合評価
見た目のよさ、質感 | ![]() |
軽さ、コンパクトさ | ![]() |
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画像の精細さ、ノイズの少なさなど | ![]() |
手ぶれ補正、撮影モードなど | ![]() |
メニュー操作・設定のしやすさ | ![]() |
液晶画面は見やすいか | ![]() |
バッテリーの持ちはよいか | ![]() |
しっかりホールドできるか | ![]() |
Canon EOS 5D Mark Ⅱで撮影した写真集
※価格は最新ではありません。数万円単位で安くなっていることが多々ありますので必ずAmazonサイトで確認してください。
利用者レビュー
まだまだ現役 EOS 5D Mark II
評価:
もう使い物にならないような評価をする人がいますが、使い込むととても良いカメラです。
腕不足を補う性能
評価:
まわりがみな同じ機種で自分だけX3で同じレンズでどうしても同じような色合いがでないのに悪戦苦闘するなか世界が変わる感じでした。ただ最近のマイクロフォサースやKISSシリーズに比べて女性には重い重量ですが、画質を見比べてもらえると良いと思います。付属レンズですとどうしても暗いのがズームの宿命といいますか・・・動画用や明るい場所での撮影、動物園などではズーム。暗い場所や雰囲気のある1枚は50L1.2を1本持っておくと良いかもしれません。趣味で持つには十分すぎる機種だと思います。
5年以上経ちますが
評価:
【デザイン】EOSらしいデザインで個人的に好みのです。角張ったデザインも悪いないと思いますが、EOSの柔らかい感じ良いですな。【画質】最新機種よりノイズは多いですが、自分の使用用途では問題無し。今でも十分通用すると思います。【操作性】キヤノンユーザーなら問題無いと思います。【バッテリー】容量は問題無し。縦位置グリップの形状がイマイチで握りにくい。7D以降は改善された感じですな。【携帯性】このクラスに携帯性を求めては駄目だと思います。携帯性ならミラーレスでしょう。【機能性】同時としては必要十分。機能性を求めるなら常に最新機種を購入すべきですな。【液晶】個人的に問題無し。【ホールド感】個人的に問題無い。シャッターボタンに自然に指がくる。【総評】今でも現役。5D3のAFが良いので欲しいが、購入するなら次期モデルか。AF以外は満足だな。
※価格は最新ではありません。数万円単位で安くなっていることが多々ありますので必ずAmazonサイトで確認してください。